とかち子育て応援ラボ

とかちの子育て世代を応援する!Webマガジン【毎日更新中!】

TOPICS

11175view
12good


私たちは「人を信じる」という言い方を使うとき、
多くの場合「信用」とか「信頼」に近い使い方をしています。
信用や信頼は、作り上げるものであったり、
なんらかの「条件」がある場合が多いように思います。

例えば、
「あの人は嘘をつかないから信じられる」とか、
「長年のおつきあいがあるから信じて大丈夫」のように。

でも、本当の意味での「信じる」は、
無条件に信じること、と今は考えています。

5年くらい前、ある学びの場に行った私は、
自分の心の中にあった気持ちを言葉にしました。
それは、「私、息子を信じられないんです」でした。

そんな言葉を言ってしまった自分にも驚きましたし、
なんてことを言ってしまったんだろう、と、
自分を責める気持ちにもなりました。

その後、心のあり方を求めて色々学ぶうちに、
自分が「信じる」に条件付けをしていたことに気づきました。

つまり、息子を信じられない、というのは、
「言うことを聞かないから」とか、
「約束を守ってくれないから」のように、
子どもの行動や私とのやりとりを元にジャッジをしていた、
ということだとわかったんです。

これは、親子関係に限らず、
あらゆる人間関係に共通しています。
今、どんな状況に置かれた人であっても、
必ず、その人自身の理想に到達できるし、
その人なりの幸せを手にすることができる、
そう信じるようになってからは、
なんだか全てのことが許せるし、
毎日幸せで楽しくなってしまいました。

と、こんなことを言うと
「そんな仏様みたいな心境にはなれないよ~」とよく言われます。
あるいは「そう言われても私は自分を信じられないわ」
と言う方もいらっしゃいます。

でもね、私はそう言うあなたでも信じることができます。
人の可能性は無限大だし、一瞬先に何が起こるかなんて、
誰にもわからないことですよね。
だったら「信じたもん勝ち」じゃないですか?

そんなわけで、今日も私は、自分の家族も、友人も、
あるいは、まだ出会ってもいない人のことも、
全力で信じています。

無条件に信じる、
このことを教えてくれた息子には、心から感謝です。

■ネイチャー理論マスターコーチ 首藤 ひろえ Facebook
 https://www.facebook.com/hiroecchi
■ありのままの自分を知り、受け入れて、自分を好きになろう!
 オフィスひびきのWebサイト
 https://idecision.jimdo.com/

首藤ひろえ
 オフィスひびき代表。自己承認度を高める「ネイチャー理論」と
深く心を聴く「聴心力」で、どんな人でも自分らしく幸せな生き方
に導くコーチングを実践。夫と息子の3人家族。広尾町在住。


この記事に「good!」と思ったら押してください

12good

このページをシェアして友達に教えよう!
http://tokolabo.jp/tp_detail.php?id=1385

関連トピックス:コラム

  • 情報投稿ポスト
  • じゃらら
  • 十勝毎日新聞電子版

人気記事ランキング

  • 時間
  • 日間
  • 週間
  • 月間
  1. ホーム
  2. コラム
  3. 「信じる」ことの大切さ