【PR☆帯広葵学園☆】職員リレーインタビュー~帯広の森幼稚園、山本瑞穂先生
☆「帯広葵学園」はとかち子育て応援ラボの活動を応援しています!☆ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 学校法人帯広葵学園の幼稚園や保育園、教室などの職員の方々を紹介するリレーインタビューです。毎月1人が登場し、各園や施設の特徴や目指す保育の姿、それぞれの夢や目標などを語ってくれます。 今回ご紹介するのは「帯広の森幼稚園」に勤務されている山本瑞穂(やまもと・みずほ)先生です。 ※十勝毎日新聞のYouTubeチャンネルではインタビュー動画を配信しています。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 帯広の森幼稚園と、先生のお仕事を教えてください。 帯広の森幼稚園には3歳から5歳までのお子様が通っています。 豊かな自然に囲まれ広い園庭があるので、特に外遊びを充実させています。 私は毎週水曜に1時間半実施している未就園児のための教室「ぱちぱちルーム」を担当しており、それ以外の日はクラスの補助や園便りの作成等をしています。ぱちぱちルームでは2歳前後から4歳未満のお子さんと保護者の方が親子で参加し、リズム遊び、制作活動、バスに乗って公園へ出かけたりなど楽しく活動しています。 様々な活動や友だちとのかかわりを通して集団生活を経験し、少しでも幼稚園に慣れてもらうことを目的としています。また、お母さん同士のコミュニケーションの場にもなればといいなと思っています。 前年の秋に募集し、20組を定員として1年間で30回開催しています。 毎日登園する以上児とは違って、ぱちぱちルームの子ども達には1週間に1度しか会うことができませんが、4月には緊張が伝わってきた子どもたちも次の年の3月には表情がだいぶ柔らかくなってきていて、できることも増えてきているなと感じます。 お仕事で工夫していることはありますか? 子ども達にも保護者の方にも楽しんでほしいなと思い、手遊びのレパートリーや親子でできるわらべ歌あそびを調べたりしています。YouTubeなども活用しています。初めに1年間通しての目標は立てるのですが、その時の子どもの様子と照らし合わせながら保育の実践をしています。 うまくいかないこともたくさんあり、反省のほうが多いですが、少しずつ気持ちに余裕もできてきて、今まで担当したことのなかった年齢の子ども達との関りも楽しんでいます。 ぱちぱちルームの担当は今年で2年目となりますが、大学を出てから11年間ずっとこちらの園でお世話になっています。クラス担任を持っていた時は、初めは「何が分からないのかも分からない」といった具合で、他の先生方の保育を必死に見て学んでいました。経験を重ねるごとに子どもへの声掛けの仕方も自分の中で変わってきて、例えば何か良くないことをしても、「駄目だよ」ではなく「こうしてくれたらうれしいな」など言葉掛けひとつでも工夫したりできるようになっていきました。 そんな中で常に心がけていることはありますか? 子どもたちが伝えようとしていることを、まずはきちんと聞いてあげることです。大人の目線として、「もっとこうした方が良い」と思ってしまうこともあるのですが、ここは子どもの気持ちを優先し、考えていることを聞いてあげられるよう心がけています。 友達同士の関わりの中でうまく気持ちを伝えることが出来ずにけんかになってしまうときもありますが、そんな時は双方の思いを代弁しながら伝え、相手の気持ちも考えながら解決へ導けるように心がけています。 4月に入園してくる年少さんは、普段と違う環境に驚いて固まってしまったり、泣いてしまう子も多いです。初めの時期は特に敏感になっているので、お母さんと別れて泣いていたら「お母さんに会いたいよね」と子どもの気持ちに共感してあげたり、それぞれの子のペースに合わせて接することが大事だと思っています。 もちろん子どもの気持ちが全て分かるというわけではないですが、分かってあげられるよう努力することが大切だと思います。 やりがいはどんなところでしょうか? 自分なりに実践してみたことに子どもたちが「楽しかった」と言ってくれると、やって良かったなと感じます。また、できないことがあった子どもが何度も挑戦してやっとできるようになった時は本当に嬉しいし、保護者の方にもお話しして喜びを共有します。 もちろんできることばかりではなくて、不得意な面なども伝えなければならない場面もありますが、保護者の方とも情報の共有を大切にしています。 先生はずっと幼稚園教諭を目指していたのですか? 小さい頃から自分より小さな子と関わるのが好きで、小学校5年生の時に「将来の自分」というテーマで絵を描いたときには子ども達に紙芝居を読み聞かせをしている絵を描いていたので、その頃からかなと思います。大学に進むときには明確に「幼稚園教諭になる」と決めていました。 実習では楽しい反面、「好き」だけじゃやっていけないということも感じましたが、それでも幼稚園教諭になることを諦めようとは思いませんでした。就職を機に地元に戻りましたが、家族の支えもあって続けられています。 満員電車に乗っていた都会とは違い、穏やかな環境で働けて気持ちも落ち着きます。特に帯広の森幼稚園は森に囲まれているので、ゆったりとした雰囲気がありますね。 これから幼稚園教諭を目指す後輩に伝えたいことはありますか? 子どもが大好きという気持ちが一番大事ですが、事務的な作業もあって最初はものすごく大変だと思います。それでも、子どもの成長を保護者と共有できる、すごくやりがいのある仕事です。 伝えたいことは、「分からないことはあって当然なので、しっかり質問すること」。他の先生も同じ道を歩んでいるので、つまずくところはきっと分かってくれます。質問することで、お互いにプラスになるはずです。 アドバイスとしては、手遊びや歌など、学生のうちにどんどん自分の引き出しの中を増やしておくことも良いかと思います。ちょっとした時間で子どもを惹きつけることもできるし、何より私たち保育教諭が楽しそうにやると、その楽しさが伝わり、子どもたちも喜んでくれます。 最後に保護者の皆さんへメッセージをお願いします。 大切なお子さんを預かっているので、責任を持って保育をしています。子どもの成長の面や何かお家でやってみてうまくいかないことなど、不安があればお話していただけたらと思います。 保護者の方とも情報交換をしながら一緒にお子さんの成長をサポートし、成長の喜びなども共有していきたいなと思います。 安心してお子さんを預けていただけるようこれからも務め、コミュニケーションも大切にしていきたいです。 ◇ ◇ ◇ Youtubeではインタビュー動画も配信しています。 帯広葵学園では保育士・幼稚園教諭などを随時募集しています。採用情報は帯広葵学園の<公式ホームページ>からご覧ください。