【PR☆帯広葵学園☆】職員リレーインタビュー~帯広の森幼稚園(帯広)安藤唯莉先生
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学校法人帯広葵学園の幼稚園や保育園、教室などの職員の方々を紹介するリレーインタビューです。毎月1人が登場し、各園や施設の特徴や目指す保育の姿、それぞれの夢や目標などを語ってくれます。
今回は帯広の森幼稚園で4歳児クラスを担当している安藤唯莉(あんどう・ゆいり)先生です。先日、園を訪ねて、子供たちの遊びの様子を見せてもらい、先生にお話を伺いました。
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Q.のいちご組さんはどんなクラスですか。
4歳児クラスで28人です。子供たちは元気で個性豊かです。たまに、きょうのわらべ歌のように初めてのことになると、ちょっと恥ずかしがったりもします。でも慣れてくると、少しずつ自分を出してくれるお友達が増えて。お友達にも優しくて、周りを見て手を差し伸べて助けてくれる姿もあります。例えばお友達の物が落ちてたら「落ちてるよ」だけじゃなくて拾ってあげたりと優しい姿が見えますね。男の子が9人、女の子が19人なのですが、男女分け隔てなく遊んでいます。
Q.みんな元気いっぱいで、歌も上手に歌っていました。普段はどんな遊びをしているんですか。
毎朝、異年齢でお外遊びをする時間があります。今日は室内でわらべうた遊びでしたが、折り紙やゲーム遊び等いろいろな遊びをしています。
周りが自然に恵まれているので、外遊びも最初は遊具だけで遊んでいたのですが、だんだんと森の自然を使って子供たちなりに発展させて遊んでいます。木の棒ひとつでも遊び方がそれぞれのお友達によっていろんな見方があって、私たちも「そういう考え方があったんだね」と。子供たちから学ぶことが毎日たくさんありますね。
のいちご組さんは3歳児クラスと5歳児クラスの間なのですが、バスを降りた後に3歳児クラスの子をお部屋まで一緒に連れていってあげたりしています。去年の今頃(3歳児クラスの時)は朝来たときに泣いちゃう時もあって、お姉さん、お兄さんのクラスの子たちに優しく「大丈夫だよ」と部屋まで連れてってもらっていたのですが、今度は「自分たちの番だ」って。お姉さん、お兄さんとしての気持ちで接していますね。
Q.日々少しずつ成長してるんですね。今年の行事はどうでしょう。
一番近い大きな行事は運動会です。9月の前半に、大縄跳びと平均台(の種目)があって、先週から早速、大縄跳びに挑戦しています。3歳児クラスのときは、縄を蛇のようにして飛び越えたりするだけでした。今年はステップアップして、「大波小波の歌」のリズムに合わせて飛ぶのを10回を目標に練習しています。平均台の後に大縄を10回跳ぶという形ですね。今は少しずつ、遊びの一環として大縄跳びに挑戦しているところです。
去年ものいちご組さんの担任をしていました。その時の子たちも最初はリズムをつかむのが難しかったりもしたんですが、トランポリンを使って練習することでジャンプ力があがったり、リズムを取ったりできているお友達が多くなりました。最初は「できないからやりたくない」って言ってる子もたくさんいましたが、最後は全員飛べるようになりました。本番でも飛ぶことができて、先生たちも感動してぐっとくるものがありましたね。
Q.先生として3年目になりますが、仕事は慣れましたか。
慣れてきている部分もありますが、やっぱり緊張もします。これまでの経験を生かしながら今年1年取り組んでいきたいなと思っていて、ちょっとでも気になることがあったときには先輩の先生に相談したり、クラスの先生とも子供の情報共有をこまめにとっています。やっぱり一番は子供たちが「楽しい」と感じて、クラスの中でも安心していられるクラスがいいね、ということも先生同士で話をしています。不安なことをなかなか言い出せない子もいるので、言いやすい雰囲気だったり環境を作ってあげられたらいいなと思っています。
Q.先生を目指したきっかけは。
帯広の森幼稚園の卒園生なんですが、担任の先生が好きで「先生みたいになりたい」と思うようになりました。11歳離れた妹がいるので、その影響もあったと思います。担任の先生は優しくて、気持ちに寄り添ってくれる先生でした。私は人見知りな子どもだったのですが、うまく話せなかった時も「大丈夫だよ」と優しく声をかけてくれたり、すごく寄り添ってくれて。その先生のようになりたくて、小学校からずっと文集等に「幼稚園の先生になりたい」と書いていました。
Q.卒園された幼稚園で勤務され、在園当時との見え方の違いはありますか。
幼稚園バスひとつでも、大人になって先生として見ると自分が子供のときに乗っていた目線との違いや「こういう風に見えるんだ」だと感じるものがたくさんあります。
大人にとっては、些細の思えるような事でも子供たちにとって1つ1つが大きな事だという事にも気づかされましたね。私が園児の時は、先生が全て受け入れてくれました。現在保育教諭になり、当時「私もこうだったな…」と思い出しながら接しています。
Q.どんなクラスにしていきたいですか。
みんなが楽しく過ごせて、伝えたいことを誰にでも伝えられるクラスにしていきたいです。子供たちには自信を持ってもらいたいですね。あとは幼稚園の中でしかできないお友達との関わりでしょうか。お友達とたくさん遊んでいる中で、楽しい気持ちだけではなく時には嫌になってしまうこともあると思います。それも一つの経験として積み上げていってくれたらいいなと思います。
Q.これから先生を目指す人たちに仕事の魅力を。
1日1日の子供たちの成長です。本当に1日でたくさんのことを吸収して、私達も子供たちから学ぶこともたくさんあります。保護者の方とも直接話したり、連絡ノートのやりとりなどで様子を伝えさせていただいてたりもしますが、幼稚園でできたことを伝えると一緒に喜んでもらえたりするのもうれしいです、後は1年の最後の方になってくると、最初はこうだったのにここまでできるようになったんだという成長を感じることができてうれしいですね。
プロフィール 帯広の森幼稚園、つつじが丘小、帯広第二中、大谷高校、大谷短大卒。趣味は音楽鑑賞、ハンドメイド。
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