【PR☆帯広葵学園☆】職員リレーインタビュー~あおいとりプラス緑陽台教室(音更)高橋友紀先生
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学校法人帯広葵学園の幼稚園や保育園、教室などの職員の方々を紹介するリレーインタビューです。毎月1人が登場し、各園や施設の特徴や目指す保育の姿、それぞれの夢や目標などを語ってくれます。
今回は音更のあおいとりプラス緑陽台教室の高橋友紀(たかはし・ゆうき)先生です。
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Q.あおいとりプラス緑陽台教室はどんな教室ですか?
発達に気になるところがあるお子さんが利用する通所支援施設です。自治体から発行される受給者証を取得することで利用できます。月~金の9:00~12:00、土の9:00~15:00は2歳から就学前のお子さんが通う児童発達支援、月~金13:00~17:00は小学~中学のお子さんが通う放課後等デイサービスを行っています。現在は中学生のお子さんがいないので一番上が小学6年生です。児童発達支援15人、放課後等デイサービス22人の計37名が在籍しています。
児童発達支援では机上課題や室内遊びなどの通常療育に加え、希望がある場合には月1回の運動療育も行っています。土曜日には年長・年中のお子さんを対象に、制作やルール遊びなどの活動を通じて、お子さんが集団活動へとステップアップできるよう小集団療育も行っています。また、放課後等デイサービスでは戸外の活動も取り入れています。
Q.先生が受け持っているのはどんな子どもたちですか?
2歳から小学6年生までの9人で、年齢はばらばらです。
2歳のお子さんだと、イラストが描かれたカードを同じイラストのところに貼るとか、同じ形のものを見つけて分けるといった簡単な教材から始めています。
同じ年齢だとしても発達によってできることはそれぞれ違うので、発達検査結果の資料等も参考にしながら、そのお子さんに合った目標を決めて日々取り組んでいます。
Q.先生がこのお仕事を志したきっかけを教えてください
私は釧路市出身で、小学2年の時に十勝に引っ越して来ました。姉が保育士というのもあってそういう仕事を知りやすい環境にいたからか、昔から子どもが好きでした。小学校の頃には「幼稚園の先生になりたい」と書いていた気がします。大学で小学校と幼稚園の教員免許を取得して、最初は学童保育所で働き、今は保育士の資格も取りました。
子どもと関わる仕事の中から今の仕事を選んだのは、社会人になって「私、こういうところが苦手だったんだ」と気づいて自信を失った時に、子どもたちにはできるだけそんな思いをしてほしくないと感じたことがきっかけです。子どもの時に自分の苦手なところを自覚してカバーする方法を知ることや自分のできるところを知って自信を持っておくことはとても大事なことです。発達に個人差があるお子さんは、いつもできることが集団の中に入るとできなくなったりして、自信を失いがちです。だから「自分ってこんなことができるんだ」ということを知りながら大人になってくれたらと思っています。
Q.先生はどんなことにやりがいを感じますか?
子どもたちのできなかったことができるようになった姿を見るとうれしいです。でもそれだけではなく、「~したい」「嫌だ」などはっきりと自分の気持ちを言えることも成長の一つだったりするので、そういった成長を見られるのもうれしいです。
勤めて4年目ですが、2歳の頃に見ていた子が年長さんになって、こんなこともできるようになったとか、お兄さん、お姉さんになったなと思えるようなことがあるとうれしいです。
Q.療育を受けるまでのハードルは感じますか? 支援を受けるということ自体に心理的な抵抗を感じてしまう方や発達検査などを受けることのハードルが高いと感じる方もいると思います。
また、保護者の方がお子さんのことをよく理解していて、困りごとが起きる前に先回りして対応ができてしまい、ご家庭では困りごとを感じにくく支援が必要なことに気づくのが難しい場合もあるかと思います。その場合、通っている園の先生などから支援のお話を受けて戸惑うこともあるかもしれないですね。
集団の中だったり慣れない環境だったりすると、いつも通りに過ごすのが難しいことはありますよね。お子さんがより過ごしやすい環境にするためにはどうしたらよいのかを考えていく手段として療育を考えてもらえたらと思います。
Q.これから、どんな先生になりたいですか?
私自身ももっとスキルを身につけて子どもたちに寄り添い理解を広げ、子どもの将来を見据えながら関わっていきたいと思います。私たちが見られるのは人生の中のほんの一瞬ですが、それでも将来「ここに来てよかった」「役に立った」と思ってもらえるような支援ができるようになれたらと思います。
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