【子育てニュース】妊娠から子育てまで継続支援 「母子包括センター」開設へ 士幌町
【士幌】町は新年度、町総合福祉センター内に、妊娠中から出産後、子育ての一括した窓口となる「母子包括支援センター(仮称)」を開設する。
【2020年03月10日付十勝毎日新聞に掲載】
【写真説明】妊娠から出産、子育てまでの支援・相談の窓口が開設される町総合福祉センター
町では現在、出産前のサポートや産後ケアといった事業を展開している。そうした中で、妊娠期から子育て期まで切れ目ない支援をしていく体制を整備し、足を運びやすい空間をつくることが今回の狙いにある。
専門の保健師(保健福祉課の職員)が、出産や子育てで悩む保護者の状況を継続的に把握し、必要に応じて関係機関と協力して課題解決に当たるといった流れを想定している。利用者側も妊娠、出産、子育てに関する相談などが一つの窓口で対応してもらえ、利便性が高まり、きめ細かいサービスを受けられる。
母子包括支援センターは、町総合福祉センター内の現在は空き部屋となっている「介護用品展示室」(約60平方メートル)を改修する。台所や浴室などの水回りは残し、ベビーベッドを配置したり、体重・身長の計測できるコーナーや授乳スペース、子ども用トイレなどを整備する。同展示室内の車いすなど介護用品は町保健センターに移す。
利用支援事業母児保健型の改修工事費として、新年度予算に約307万円を計上。町保健福祉課は「仕切られた空間で、お母さんたちが安心して相談を受けられる環境を整えていければ」としている。
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