習慣の差
私の運営する“放課後支援施設ことのは”には、
いろいろな年齢、
いろいろな障がい特性を持った子ども達が
通ってきております。
そんな中で最近感じたできごとについて
お伝えできればと思います。
子どもたちと一緒に買い物に行くと
必ずといって“カート”を押してくれます。
車のように見立てているのか、
楽しんでいる様子です。
ただ、ここからが
おもしろいくらいに分かれることに
最近気が付きました。
ある子は、レジについたらそこで終了。
またある子は、
レジ袋に詰めるところを手伝ってくれます。
そしてまたある子は、
カートからレジにカゴを運び、
会計中にカートを片付け、
それから袋詰めを手伝うのです。
この違いには、
年齢や障がいの有無、
特性の違いは関係がなかったのです。
私が想像するに、
普段の生活の中でどれだけ経験しているのか、
お手伝いしているのかという
経験が関係しているのではないかと思うのです。
どんな経験をするのか、
どんな習慣を身に着けているのか。
それが日常生活の中に与える影響は
大きいのだと実感しました。
さて、大人の私たちも、
これからどんな習慣を身に着けるのかを
大切にしていきたいですね。
小川 洋輝(おがわ・ひろき)
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