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もうすぐ新学期が始まりますね。
春は何かと変化のとき。
特に、新入学・新入園のお子さんを持つご両親は、
いろいろと慌ただしく、不安なこともあるかもしれません。
それ以上に、子どもたちの心の中も大変です!
 
家から学校まで、1人で行くことだけでも、
ドキドキするでしょうし、
見ることやること全部が新しくて、
びっくりすることだらけだと思います。
 
「子どもの目線で考えましょう」とはよく言われますが、
大人にとってみれば、もうすでに終わってしまって、
全部わかっている状態なので、
実は、これってすごく難しいんです。
 
例えば、よくみられるのが、
何かにつけて、子どもを「励ます」という場面です。
 
新しい環境にうまく馴染めなくて落ち込んだり、
友達ができずに悲しそうにしているとき、
大人はつい、「大丈夫だよ!がんばって!」と言ったりしますよね。
 
ところが、これが逆効果になることがとっても多い!
「励まし」は、本人がやる気になっている時には効果がありますが、
メンタル的に落ちている時には、
ものすごく負担になってしまいます。
 
「これ以上どうやってがんばればいいの?」と、
さらに悲しくなってしまう・・・
みなさん自身も経験があるのではないでしょうか?

もし、子どもが、うまくいかないことがあって落ち込んでいたら、
いきなり励まさず、不安や悲しみを全部聞いてあげましょう。
その時のポイントは「否定しない」です。
 
「そんなことないよ」「大丈夫だよ」
といった言葉も、何かができなくて落ち込んでいる時には
「否定された」感じに聞こえたりするので要注意!
「そうか~、そうだったんだね~」
「それは悲しかったよね」
などなど、感情を全部ありのままに受け止めてあげられたらいいですね。
 
その後で、「どんな状態になれたら嬉しいか」
という話をしてみましょう。
・たくさんお友達ができたら
・授業中に元気よく手があげられたら
・なわとびが上手に跳べるようになったら…
 
大人の「そんなのやればできるじゃん」という気持ちは、
一旦自分の心の引き出しにしまって、
子ども本人が描く理想像を一緒にイメージしてあげみてくださいね。
 
親子・家族みんなで、子どもの新しい冒険を楽しみましょう!


首藤ひろえ
 オフィスひびき代表。自己承認度を高める「ネイチャー理論」と
深く心を聴く「聴心力」で、どんな人でも自分らしく幸せな生き方
に導くコーチングを実践。夫と息子の3人家族。広尾町在住。

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