とかち子育て応援ラボ

とかちの子育て世代を応援する!Webマガジン【毎日更新中!】

TOPICS

7102view
54good

今年度、
帯広市市民協働のまちづくり支援事業Mottoおびひろがるに採択されました、
「子どもと一緒に家族も成長するおびひろプレイセンター設立」
についてご紹介します。 

子育てのノウハウは、
身近な人をまねたり、相談したり、
ときには人に助けてもらいながら身に付き、
だんだんと親になっていくもの。
近年、孤立した育児の弊害や、
親だけでは子どもは健全に育たないということが、
脳科学や文化人類学、
子どもの引き起こすさまざまな問題行動を通じても
明らかになってきました。

いま
子どもを取り巻く環境はめまぐるしく変化し、
子育てが非常に難しい時代です。
いっぽうで、
子育ち親育ちのために大切にしたいことは
いつの世も変わることがありません。

子どもは次代を担う大切な大切な存在ですから、
子育てを支えつなげていくのは社会の責務です。
私たちぷれいおんの会員は、
その思いを共有して役割を担っています。
 
さて、
プレイセンターは、
ニュージーランド生まれの
乳幼児と親のためのあそび場です。
子どもたちは自分のペースで自由にあそび、
親はそれを見守ったり、
子どもの生活やあそびについて
学びあったりする時間もあります。

「子育てはタイヘンだから楽をしたい」
と安易に考えていると、
愛着や信頼関係が築けないまま思春期、青年期に。
その代償(ツケ)が廻ってきたときに
果たして対処する術があるでしょうか・・・。

アフリカには、
“一人の子どもが育つには村一つ必要だ”
という古くからの言い伝えがあるそうです。
子育てが身近な人たちとの共同作業だということ、
また、
子どもが育つために、
一家族だけでなく、
開かれた多様な人々とのつながりが
必要なことを意味していると考えられます。

経験的に、子育てが楽になる唯一の方法は、
“助けあえる、育ちあえる仲間が増えること”。
“楽をする”ではなく、
“楽しくする”をめざして、
一緒に子育てする場所です。 

来月、
まずは日本プレイセンター協会から講師をお招きして、
プレイセンターとは何か、
その活動にどんな可能性があるのか
などお話を伺います。
関心のある方、是非参加してみませんか?



今村江穂(いまむら・みずほ)
1967年、北九州市生まれ。97年に帯広市に転入。
2003年~前身帯広西おやこ劇場の運営委員長を経て、2006年NPO法人子どもと文化のひろばぷれいおん・とかちを設立、理事長に就任。
こどもの遊びや体験活動、子育て支援など、子育ち親育ち環境の充実をめざして多世代で活動中。
2013年~帯広市ファミリーサポートセンター事業受託。
こども環境学会認定こども環境アドバイザーも務める。
16歳から24歳までの1男2女の母。
十勝管内芽室町在住。

この記事に「good!」と思ったら押してください

54good

このページをシェアして友達に教えよう!
http://tokolabo.jp/tp_detail.php?id=1643

関連トピックス:コラム

  • 情報投稿ポスト
  • じゃらら
  • 十勝毎日新聞電子版

人気記事ランキング

  • 時間
  • 日間
  • 週間
  • 月間
  1. ホーム
  2. コラム
  3. 乳幼児と親のためのプレイセンター始めます!