改めて定義してみた~「主人公」
運動会・体育祭、 学習発表会・文化祭など 子どもたちの学校行事のスローガンで 「全員が主人公」 というようなフレーズを目にします。 「主人公」って何でしょう。 一番目立つ人、 運動会なら足が速い人、 学習発表会なら器楽や演技が上手い人、 主人公ってそれだけでしょうか? 運動が苦手なお子さん、 人前で歌ったり、話したりするのが 苦手なお子さんは 主人公になれませんか? ワタシはが思い描く主人公とは ★夢や目標をもって行動する人 ★仲間の頑張りを自らの力に変える人 ★そしてその力を仲間のために使える人 私が大好きな 「キン肉マン」「ワンピース」 「ジョジョの奇妙な冒険」などの漫画では、 主人公たちはいつも 仲間とともに困難に立ち向かい、 喜びを分かち合いました。 主人公は見た目や能力ではなく 心だと思います。 そして主人公は 一人では成り立ちません、 やっぱり仲間が必要なんです。 そういう意味で、 学校行事では全員が主人公となり、 クラスメートと力を出し合い、 励まし合うのですね。 こう考えると、 学校行事の本番当日って 実はもう勝っても負けても、 成功しても失敗しても 子どもたちの中には 大切な心が育っているのだと思います。 こうやって定義してみて、 やっと言えます。 さあ、全員が主人公です♪ ♪今日のボードゲーム♪ 花火 これは仲間と協力して大きな打ち上げ花火を上げるというストーリーのカードゲームです。 自分の手札カードは自分だけが見れません、周りのみんなが見てくれます。 以心伝心、意思疎通、阿吽の呼吸で限られた言葉や情報でお互いのカードを理解して、さあ花火が揚がるかしら? 白石 友柄(しらいし・ともえ) やりたいコトは全部ヤルが信条。 放課後の学習プログラムや小学校の英語活動のサポートなど幅広く子どもの学びを展開する、NPO教育支援協会北海道の専務理事。 その他、紅茶の「tea stylist」、サイエンスプログラムの「GEMSリーダー」、生粋の「board gamer」としても活動中。 プロフィールはこちら NPO教育支援協会北海道のHPはこちら