【男記者の育休体験記⑩】育児にかかわり病気に詳しく
次男は6カ月になった。先月から離乳食を始めた。道産米で作ったおかゆや、十勝産のカボチャとニンジンをすりつぶしてお湯でのばして与えている。せっかく十勝で育児をするのだから産地が分かるものを使うことにしている。
ミルク以外を口にするのが初めての次男は、離乳食を与えて約1週間、うまく飲み込めずに口から出していたが、次第に食べられるようになった。寝返りをするようになり、順調な日々の成長を喜んでいる。
ところが、下痢になり翌日になっても続いた。病院の診察結果は、アデノウイルス感染症だった。離乳食は一時中断し、ミルクだけの食生活にいったん戻った。
下痢は1日10回以上に及び、次男のお尻は真っ赤に腫れた。おむつ交換を頻繁にするため、手を洗う回数が増え、妻とともに手荒れが悪化した。
次男の下痢と同じ日に長男(4)は急な高熱を出したため病院に連れて行った。症状からインフルエンザと推測したが溶連菌感染症だった。子どものおかげで病気に詳しくなった。
育児休業が半年を経過し、残り1カ月。勤労の日々にそろそろ備えなくてはと思う。
(関坂典生)
<せきさか・のりお>
1979年生まれ。第2子が誕生したのを契機に、十勝毎日新聞社の男性記者として初めて育児休暇を12月末まで取得中。
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