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 十勝毎日新聞「かちまいこどもしんぶん」から3月6日付の記事「先生が記者」です。

◆とっさの行動で身を守る 地震や津波に備えよう

 2月13日に発生した福島沖地震は、最大震度6強を観測しました。今から10年前の東日本大震災の余震でしたが、幸い津波が起きず大きな被害も出ませんでした。みなさんの住んでいる十勝の沖ではマグニチュード8以上の巨大地震が1839年以降3回発生しており、将来起きる可能性が高いといわれています。今回は「帯広市親子防災講座」担当の帯広市危機対策課の西澤晶英(にしざわ・あきひで)さんに、地震から身を守る方法について聞きました。
(教材作成委員・黒川達也)

/予知できない/

 「水害は予知できるが、地震は予知できない」と西澤さん。日本ではこの30年間に最大震度7の揺れを観測した地震が6回あったが、時間帯は朝、昼、夕方、夜、夜中、夜明け前とさまざまであり「地震はいつどこで起きても不思議ではない」と話します。講座の中でも特に力を入れて伝えているそうです。

/体験しておこう/

 震度4以上の揺れが予測される地域に、一斉に配信される緊急地震速報ですが「聞こえたらすぐに揺れが来る。とっさに判断して身を守ることが大切」と西澤さん。危険に遭遇したとき、一般に約90%の人がパニック状態になるといわれています。いざという時に備えて何も体験していなければ、すぐに行動は取れません。講座では実際に速報の音を流したり、揺れの映像を流したりして、とっさの行動がとれるかどうかの確認をするそうです。

/危険をチェック/

 避難訓練などで、みなさんは机の下で頭を守ることを学んでいますが、そばに机がない場合にはどうやって身を守るか考えたことはありますか。家の中や学校、お店、通学路など、場所に応じて、身をかがめてかばんや座布団などで頭を守ったり、建物や塀から離れるなどの行動が求められます。

 揺れが起こったときに身のまわりの何が危険なのか、何から身を守ればいいのか、「事前に自分の目で確かめて、どうやって身を守るのかを考えておくことが重要です」と西澤さん。

/家は玄関が安全/

 講座の時に、家の中ではどこがより安全かというクイズをしたところ、玄関、トイレ、お風呂、押入れの順で答えが多かったそうです。みなさんはどこが安全だと思いますか。正解は物が倒れてこない、落ちてこない、すぐに外に逃げられる玄関です。2番目に答えが多かったトイレは揺れで戸が開かなくなって閉じ込められやすいそうです。知っておけば、命を守ることができるかも知れません。

<宮城県山元町中浜小学校の避難行動>

 小学校は海から近く、大震災当時10分後に5~6メートルの大津波が来るという情報が入りました。校長先生は安全な高台にある中学校まで移動するには間に合わないと判断し、児童59人を含む90人は屋上(屋根裏倉庫)に避難しました。実際には10メートルの津波が来ましたが、何とか一命をとりとめ、寒い中で一夜を過ごし、翌朝ヘリで全員救助されました。


<教材作成委員からひとこと>

◆帯広栄小学校 黒川達也先生

 西澤さんは、東日本大震災の発生当時、愛知県の自衛隊で勤務していましたが、宮城県山元町で発生当初から約70日間災害派遣活動をしたそうです。山元町にはとっさの避難行動で児童や先生などが一命をとりとめた中浜小学校が震災遺構として残されており「とっさの判断の重要性や命の大切さ」を今に伝えてくれている」と話していました。西澤さんは、今でも山元町の人たちと交流があるそうです。この記事を通して「とっさに身を守る行動」について親子で話すきっかけになったらうれしいです。

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