料理に興味を持たせる
ボクは日々、発達の気になる子と関わる仕事をしているのですが、永遠の3歳児の異名をもつほど子どもたちと同じ目線でワイワイ遊んでいます。
そんなボクだって、うるう年と同じくらいの頻度でいいアイディアを掘り当てるのですが、その中のひとつが〝食育〟です。
そもそも食育にもいろんな種類があるのですが、今回は〝料理に興味を持たせる〟視点で考えてみることにしますね。
さっそく、子どもたちに大人気〝カレー〟でお伝えさせていただきます。
ステップ1:レトルトカレーをレンジorボイルで温めて調理する。
ステップ2:カット野菜(カレーの具なるものが売ってます。)とカレールウを使用してガスコンロで調理する。
ステップ3:野菜を自分で皮剥き、カットし、カレールウを使用してガスコンロで調理する。
ステップ4:野菜を自分で皮剥き、カットし、スパイスを使用してガスコンロで調理する。
ざっとこんな感じでしょうか?
ボクが大事にしているのは、一部をつくるお手伝いではなくて、すべての工程を自分で行う達成感です。
このステップに辿り着いたエピソードがあるので、ぜひ聞いてください。
以前、勤めている事業所で子どもたちにひとりでインスタントラーメンをつくろう!というイベントを実施したところ、調理方法の説明を読みながら作っていたにも関わらず水分量を間違えてしまい、1杯のラーメンに水2リットル。
これは仏様も驚くほどの水分量ですよね。お味の方はみなさまの予想の通り千と千尋の神隠しのカオナシばりに存在感がないのです。
が、作った本人は大満足の「おいしー!!」だったんです。
この瞬間、永遠の3歳児でさえも気がつくのです。
最大の調味料は空腹だけでなく〝達成感〟もあるのだと。
ってことで、すべての工程をひとりで行う経験で少しずつステップアップしていけば、「作れる」から「作りたい」に進化していくのです。
ほかのメニューでも、いろいろな材料や便利グッズを使うことでいくつかのステップにわけることができるので、お試しあれ!!
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