期待が呪いに…
こんな子に育ってほしい。
あんな風に成長してほしい。
そういった期待や、
こんな風に育てなきゃ。
あんな風に成長させなければ。
こういった使命感を持つことは
悪い事ではありません。
しかし、
この感情が強くなりすぎると、
子ども達を無意識に
締め付けているのかもしれないのです。
先日、
とあるイベントで
来場者の子ども達に
無料で缶バッヂを制作するコーナーを
設け担当していました。
そこに来た初めて会う子ど達が
嬉しそうな顔で缶バッヂを作り、
「もう1個」と
いくつか作りたいと求めてくることに対し、
母親は「ひとつでおしまい」と
子どもをなだめていました。
そこで私は、
「いいんですよ。お母さん」
「楽しいから作りたいよね?」と
満足するまで作らせてあげました。
純粋に子どもが楽しんでいるのを見ると、
自分も嬉しくなりますよね。
しかし、
日々、自分が接している、
ことのはの子ども達が来場し、
同じように
いくつも缶バッヂを作ろうとすると…
「他のお友達の分もあるんだからおしまい」と
前述した母親のようになだめてしまいます。
さて、何が違うのか。
改めて考えてみると…
はじめに書いた、
期待や使命感だと気が付いたのです。
良いことや大切なことも、
度が過ぎると裏目にでてしまうので
気を付けていきたいですね。
小川 洋輝(おがわ・ひろき)
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