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 今年度で閉庁する帯広少年院(曽和浩院長)の農場に1日、隣接するさくら保育園の園児が訪れ、大きく実ったジャガイモの収穫を楽しんだ。
【2021年10月6日付十勝毎日新聞に掲載】



 少年院の取り組みを地域に発信し、その存在意義について理解を深めてもらおうと、同少年院が2017年から行ってきた。閉庁に伴い、今回で最後の収穫体験となる。農場では、9月までに在院していた少年らが春にジャガイモを植え、管理を続けていた。

 1日は園児22人が、少年院や同保育園の職員の手伝いを受け、ジャガイモ掘りに挑戦。約140キロを収穫し、保育園に持ち帰った。

 参加した園児(4)は「大きいのがいっぱい取れて楽しかった」と笑顔で話した。

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