試行錯誤しながらの子育て奮闘記<エピソード#1:柿の種事件>
ハッピーコミュニケーターの長縄史子です。
子育てはハプニングだらけ。後になって笑えることも、その時ばかりは笑えない。
試行錯誤しながらの子育て奮闘記。子どもとのエピソードを交えてご紹介します。
<エピソード#1:柿の種事件>
息子がイヤイヤ期が始まった2歳の頃。
泣いたりダダをこねたり、
理解しにくい行動を取り、
まともに請け合うとブルンブルンと振り回されます…
プレ幼稚園に通っていたある朝のこと。
“ボク、「柿の種」を持っていく!!”と。
??はい??
そうです、あのおつまみの「柿の種」
食べたいからではなく、持っていたいから。
時に子どもは訳のわからないことをするものです。
↑これ
一応親として言いますよね。
“これは持って行けないよ”と。
そうしたらギャン泣き。
子どももわかっているんです。
持っていっちゃいけないということも。
2歳児の中で葛藤が始まりました。
「幼稚園に行かない」
「ママなんて嫌い」
「あっちいって」
私もあぁ~、始まった…と。
こういうときは、物理的な距離を置くに限ります!
そうしたら、今度は私が見えないために再びギャン泣き。
(ワタシモ ナキタクナル)
こっそりのぞきながら、
さぁ、どうする??
子どもも自分の意思を持つことは大事だと私は思っていて、
ここからは正直、根比べ。
そろそろ、顔を出してみようかな
いや、もう少し様子見かな
結局、タイムオーバー!!!
登園時間になりました。
手にはしっかりと柿の種~。
抱っこして幼稚園まで行くことに。
先生に事情を説明するしかありません。
たまに、ぬいぐるみや何かを持ってくる子はいるそうで、
全然大丈夫ですよ~と言ってもらえました。
「何を持ってきたの?」
と袋を開けた途端、
先生から、
「しぶいね~」
と一言(笑)
そうしたら、今度は息子、私の首根っこつかんで離さない。
ついさっきまで、「ママ嫌~」って言っていたのに。
友達が集まってきてくれて、大丈夫?と。
その後、何事もなかったかのようにケロッと遊んでいた息子です。
肝心な「柿の種」は、思い出しもしなかったそう…
大人として正論を言いたくなることもありますが、
したいことができないとき、しないといけないのにしたくないとき、気持ちと考えがチグハグなときに葛藤が始まります。
どんなことが子どもの心と頭の中で起きているのかな?
と、謎解きだと思って俯瞰して見てみるようにすると、許せることも増えてくるかなと思っています。
長縄 史子
NPO法人心のケアステーション理事長。女性親子専門心理カウンセリングLa-Lumiere代表。応用心理士。アンガーマネジメントコンサルタント。アサーティブトレーナー。子育てママキラキラフェスタ共同主催。
一人一人が大切にされ、幸せに生きていける教育社会を目指して活動中。共著に『怒らない子育て』(永岡書店)、『ママのアンガーマネジメント』『イラスト版子どものアンガーマネジメント』(共に合同出版)等がある。
blog:道民500万人の怒りのスタイルを変えよう!
(https://ameblo.jp/angermanagement-hokkaido/)
Twitter:(@angerhokkaido)
Instagram(fumikonaganawa)
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連絡先:090-2054-5748
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