【子育てニュース】幕別の子ども食堂、待望の再開 笑顔戻る 3密避けつつ
【幕別】新型コロナウイルス感染防止のため開催を中止していた町内の子ども食堂「みんなで食べようおうちごはん」(千葉智子代表)が6月27日、4カ月ぶりに再開した。「3密」回避に気を配りつつ、子どもたちが伸び伸びと遊んで昼食を囲み、会場に笑顔が広がった。
【2020年06月29日付十勝毎日新聞に掲載】
【写真説明】4カ月ぶりに再開した「おうちごはん」で、昼食を頬張る子どもたち
「みんなで-」は2018年9月にスタート。千葉代表が毎月1回、土曜の昼に自宅1階貸し店舗跡で料理を振る舞い、手作り料理の味わいと大勢で食卓を囲む楽しさを伝えてきた。新型コロナの影響で、3、4月は休止、5月は弁当の配布のみとしていた。
この日は小学生と幼児18人が参加。当初は町内の新田の森で開催予定だったが、雨天のため南コミセンを会場とした。以前から配食などを手伝っていた幕別清陵高校生徒会(大山穂乃嘉会長)のメンバーも本格的に運営に携わり、鬼ごっこや大根抜きなどの遊びで子どもたちと交流した。
昼食は当面、会場での調理をやめて注文した弁当を食べることとし、赤い羽根共同募金の支援金を活用した。子どもたちは互いの間隔を取りながらカレーライスやスパゲティをおいしそうに頬張っていた。幕別小3年の齊藤あかりさん(8)は「(みんなと遊べて)楽しい。いつも給食を食べているけど、たまには変わったごはんを食べたくて(来ている)」と話していた。
千葉代表は子どもたちが元気に遊ぶ様子を見て「コロナで世の中が落ち込んでいたけれど、これが本来の姿。子どもたちが元気だと町にも活気が出てくる」と喜んでいた。
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