【子育てニュース】足寄に「おかあさんのがっこう」開校 管内2校目 月1回交流の場
【足寄】子育て中の母親らの交流の場を提供する一般社団法人「おかあさんのがっこう peace village(ピース・ビレッジ)」(帯広市、道見里美代表)は4月に、「おかあさんのがっこう足寄」を開校した。 【2021年5月12日付十勝毎日新聞に掲載】 【写真説明】ペンを使った「つながり」を体験する参加者 同法人が開く「おかあさんのがっこう」は、帯広市と横浜市に続く3校目。子育てする母親の孤立解消や多世代の交流が狙いで、足寄校の校長でもある道見さんは「家族のみでの子育てや介護が難しくなっており、(参加することで)日々の生活で安心感を持てるようになるといい。コミュニティーの場所がそれぞれの地域でいくつもあるのが理想」という。 開校した4月23日には町内などから約25人が参加。道見校長が「ここからがスタート」と開校を宣言し、教頭として足寄校を運営する町内の主婦三宅仁美さんが「『つながり』『調和』『自主性』を大切に、安心できる場をつくっていきましょう」とあいさつした。“授業”では「つながりってなんだろう?」をテーマに、道具を使ってつながりを体験したり、グループに分かれて話し合った。 今後は月1回の開催を予定。三宅教頭は「赤ちゃんからおじいちゃん、おばあちゃんまで『おかあさん』から生まれた地域の皆さんと、この足寄ならではの交流の場所をつくっていきたい」とする。次回は21日午前10時半からで、会場と内容は未定。参加募集や開催の情報は「おかあさんのがっこう」の公式LINEで発信している。問い合わせは教頭の三宅さん(090・6215・5447)へ。