ぼくの指のココが痛いの~
仕事の繁忙期、
「あ~、しばらく休めないなぁ」と思いながら、
毎日必死に乗り越えているとき、
まだ小さかった息子が「ぼくの指のココが痛いの~」と言い出しました。
外から見てもなんともない、
筋を痛めた感じでもない、
骨が折れてる様子もない。
むしろ息子は骨というよりプニプニ部分を指しています。
こんなことある度に、
前にも同じようなことが何度もあって学んだはずなのに、
「自分の忙しさにかまけて、やっぱり今回も事前に気づけなかったぁ。」って、いっつも反省します。
そう、きっと痛いのは息子の指じゃなくてココロだったと思うんです。
構ってほしい、もっと一緒に遊びたい、
いろんな気持ちがあるけれど、
上手く言えなかったり、
言っても叱られるとか息子なりに考えた結果が、
「ぼくの指のココが痛いの~」だったんですね。
そんな時は、
部屋の掃除が行き届かなかったり、
おかずが一品少なかったり、
洗濯物がたまっても、
チョコっとでも息子とくっついている時間を作ります。
冬なら学童の帰りに二人でコンビニに寄って、
肉まんを買って、半分に割って食べて、
「パパには内緒♬」もしました。
おいしかったなぁ、あの肉まん。
今は息子も大きくなり、
指が痛いって言わなくなりました。
その代わりに、最近は顔を見合わせた瞬間、
寂しい時ほど目を合わす時間がいつもより0.何秒か長い気がします。
成長とともにそのサインは変わってきて、
あまりにも微妙で年々難しくなってきた気がします。
それでもお互いの痛みがわかる関係でいたいな、
と思っています。
♪今日のお茶♪
「黒豆茶」これは豆まで食べられる黒豆茶。
各自のマグカップに豆を入れ、お湯を注いで色が出てきたらOK。
黒豆なのでもちろんノンカフェイン、
それでいてポリフェノールが豊富で一家団らんにぴったりです。
白石 友柄(しらいし・ともえ)
やりたいコトは全部ヤルが信条。 放課後の学習プログラムや小学校の英語活動のサポートなど幅広く子どもの学びを展開する、NPO教育支援協会北海道の専務理事。1975年室蘭市生まれ札幌育ち。音更町在住、夫、息子(11歳・小5)の3人家族。
NPO教育支援協会北海道:http://kyoikushien-h.com/
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