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 認定NPO法人「子どもと文化のひろば ぷれいおん・とかち」(帯広、今村江穂代表)が、道の今年度の「ほっかいどう未来輝く子育て大賞」を受けた。十勝からは唯一の受賞で、長年にわたる子育て支援の活動が評価された。12月20日に十勝総合振興局で賞の贈呈式が行われる。
【2018年12月19日付十勝毎日新聞に掲載】


【写真説明】受賞を喜ぶぷれいおん・とかちのメンバー。後列左端が今村代表

 同大賞は、子育て支援に意欲的に取り組む団体や個人、企業を表彰する。2009年度に始まり、今年度は3団体1企業が選ばれた。

 ぷれいおん・とかちは1973年に立ち上がり、子どもや親の成長を支援している。

 2013年からは帯広ファミリーサポートセンター事業を市から受託。雪や川遊び、スポーツなどの体験活動やイベントを幅広く企画し、少子化や核家族化が進む中で孤立しがちな親子の交流・成長の場として、地域で協力し合う子育てを目指している。

 また、市の協働のまちづくり支援事業として開設したプレイセンター「にじっこ」では、おもちゃや絵本のある室内、自然の中で子どもたちが自由に遊ぶ。未就学児の親子が対象で週1回。親たちが協力して運営し、他の親子と関わり合いながら子育てのネットワークを広げている。

 今年7月に認定NPO法人となり、現在の会員は管内を中心に約140世帯400人。今村代表は「受賞は励みになる。子育ての悩みを話し合える安心感のある場所が必要で、今後も多くの人が参加していけるよう継続していきたい」と意欲を新たにしている。

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