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わが子が小さかった時、子育ての本か何かで、
「こどもが失敗しそうだな、と思っても、ほっとく」
(もっと丁寧に、大切なことが書かれていたと思いますが、その部分だけが強く印象に残っています)と書かれているのを読んで、
若かった私は
「そうか、子どもは失敗を繰り返しながら、自分でその失敗から行動を学んでいくんだな!」と、
素直に感銘を受け、「失敗してもほっとく」が、いつの間にやら「失敗しても自分の責任」→「失敗しても自業自得」へと・・・(文字にするとヒドイ!!)

「幼児」の知識がなかったので、「小さい大人」として、扱ってしまっていたのかもしれません・・・反省。

 そんな「親」としての知識不足、経験不足を経て、「子ども」への知識と経験が少しマシになった今、どちらかというと、「上手に失敗させる」ことのほうが、難しいけれど大切なのかも?と思うようになってきました。

 実際に失敗した子どもは、もちろん「失敗から学ぶ」こともありますが、「失敗を恐れる」ようになることも、とてもよくあります。
「失敗したくないから、チャレンジしない」のです。

失敗しても、次にまた頑張ろうと思えるためには、失敗しても意外と大丈夫だった!という経験が必要です。
そして、上手にできたことだけを褒めるのではなくて、チャレンジしたことを認めてあげることが大切です。

 「これは失敗するだろうな~」と思ったことをぐっと堪えて見守るのは、親にとっても修行ですね!!
実際に失敗したときに「ほらね、こうしないから失敗したんだよ」ではなくて、悔しかったり、つらい気持ちを受け止めて、落ち着いてから失敗の原因を一緒に考える・・高等テクニックが必要ですね~!!


私もいまだに日々修行中です(^^)

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