37.5℃の涙
週のはじまり、月曜日の朝。いつものように仕事にいく支度をして、子供も着替えさせて、さて行くか〜。と思った矢先。
「ん?なんか熱いぞ?」
息子の熱を測ってみる。37.5℃。そんな瞬間はいつも、いろんな考えがめまぐるしく頭の中をグルグルする。
---------
もしかしたら部屋が暑いだけかも、保育園行かせてしまおうか・・・
休ませる・・・今日なんかアポあったっけ?
今週締め切りの原稿、たくさんあるんだよな〜・・・
有休、まだ大丈夫だったっけ?
今日休ませて明日以降に備えるか、
悪化するのを覚悟で今日行かせるか・・・
----------
母親にはあるまじき考えもやっぱり一瞬はよぎる。結局、休ませて仕事のほうをなんとかすることを選ぶのだけれど。
ネット環境がよく、録画対応テレビがありアンパンマンとトーマスが見放題の実家で在宅作業をするため、いそいそと荷物を準備。実家の母に息子を少しだけ預けて、職場に必要な資料だけ取りに行く。
ときには仕事の納期を遅らせなければならないこともある。あぁ、なんで、私は何も悪くないのにこんなに謝らなきゃいけないの、って思うことだってある。そんな風に考えてしまう自分が嫌になることもある。
37.5℃の息子は、ガッカリする私の隣で元気に遊んでいる。あまりにも我関せずな姿を見ていたら、悩んでるのもバカらしくなってくる。そして、その後には決まって、ふーっと気持ちを落ち着かせて、「さて、挽回する方法を考えようか!」と気合いを入れ直すのだ。
この記事に「good!」と思ったら押してください
37goodこのページをシェアして友達に教えよう!
http://tokolabo.jp/tp_detail.php?id=527