【子育てニュース】子どもの運動回路育てよう はつらつ幼児コース開始 帯広の森体
総合型地域スポーツクラブ「おびひろの森スポーツクラブ・はつらつ」(成瀬穎男会長)の今年度のコオーディネーション道場・幼児コースが4月10日、帯広の森体育館でスタートした。マスク着用など新型コロナウイルス感染防止対策を講じながら、幼児とその保護者約40人が体を動かすことの楽しさに笑顔を見せた。
(大野篤志)
【2020年04月17日付十勝毎日新聞に掲載】
【写真説明】楽しそうに体を動かす子どもたち
同道場は、いろいろな体の動きを通して、脳と神経の回路を刺激することでスポーツに必要とされる「自分の体を巧みに動かす能力」(コオーディネーション能力)を磨き、アスリートへの成長につなげようと開催。幼児、小学生低学年、同高学年の3コースが設定されている。
日本コオーディネーショントレーニング協会ブロンズライセンス取得者で、十勝陸上競技協会参与でもある柳橋敏雄事務局長が講師を務めた。最初にフラフープを使って腰で回したり、輪の中を跳び越えたりして子どもたちの運動能力を確認。リズムを取りながらのけんぱ、ペットボトルの跳び越え、親子でのステップ、ラダー(はしご)を使ったスキップなどのリズミカルな運動に取り組んだ。
年少から参加して3年目という森田桜色(さくら)ちゃん(5)=きたのくにこども園年長=は「けんけんぱが楽しかった。もっと速く走れるようになりたい」と笑顔を見せた。父剛さんは「道場に通うようになってから体の使い方がうまくなった。言葉の指示だけで自分で考えて体を動かせている」と娘の成長を感じ取っていた。
柳橋事務局長は「運動の回路をつくり、体を動かすことが好きになるように指導していきたい」と話している。
小学生高学年は4月8日から始まっており、同低学年は同13日から。幼児は毎週金曜日、小学生低学年は同月曜日、同高学年は同水曜日で、各午後4時半から同5時半まで。各コースとも20回で、受講料は4000円。ほかに入会金500円、年会費は幼児1000円、小学生1200円。
教室への問い合わせは事務局(電話0155・32・8668、携帯090・5226・6326、Eメールppkirari@yahoo.co.jp)へ。
この記事に「good!」と思ったら押してください
2goodこのページをシェアして友達に教えよう!
http://tokolabo.jp/tp_detail.php?id=2104