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 子どもたちが自ら野菜を育て、調理して食堂も開く「キッズトライ農園」が5月にスタートする。幕別町の十勝ヒルズ内の畑で9月まで全5回の栽培・収穫体験を行い、10月に子どもたち自身がプロデュースする「食堂」を開く。趣旨に賛同した十勝管内の企業や子育て関係者らが手を結んだ取り組みで、「子どもたちのトライを応援して」と一般のサポーターも募集している。
(小林祐己)
【2019年3月17日付十勝毎日新聞に掲載】


【写真説明】「キッズトライ農園」を立ち上げる長岡さん(前列中央)ら参加メンバー

 キッズトライは一般社団法人とかち子育て支援センター(帯広)の長岡行子代表らが、「子どもたちに夢を」と職業体験や音楽ワークショップ(WS)などを行っている事業。昨年11月にも音更町で「子ども食堂」を開いている。

 今回は十勝ヒルズが「子どもに土に触れる体験を」と栽培体験を提案。昨年の子ども食堂に協力した福原(帯広)も賛同し、栽培から収穫、食堂まで一連の流れを体験するキッズトライ農園の開催を決めた。

 計画では農園は十勝ヒルズ内の家庭菜園エリア「ポタジェ」を利用。5月の夏野菜の苗植えに始まり、秋野菜苗植え、ブルーベリー収穫、夏・秋野菜収穫など月1回の農作業を行う。作業後はランチも楽しみ、収穫した野菜はヒルズ内の「朝マルシェ」(日曜開催)での販売も考えている。

 「食堂」は10月に幕別町内で開催の予定。収穫した野菜を中心に子どもたち自身がメニューを考案し、調理、販売、接客する。併せて次年度以降の活動計画や夢を話し合う「ミライ会議」を開き、関係者や一般サポーターが食事を楽しみながら交流する。

 4月に農園の看板作りワークショップを石塚建設(帯広)の協力で行い、11月には活動を紹介する写真展も予定している。福祉関係者の賛同も得ており、デイサービス利用の高齢者や、発達障害の子どもが農作業に加わるアイデアもある。

 子どもの参加対象は5歳から小学生までで、定員は1回10人の予定。費用は各回1500円(ランチ付き)。詳しい日程などは今後改めて周知し、参加者を募集する予定。

 活動を支援する一般サポーターも募集している。会費は1口1万円。食堂とミライ会議への招待や野菜プレゼント、十勝ヒルズの年間パスポートなどを特典として用意している。

 十勝ヒルズを運営する丸勝の牛膓健司さん(営業・販売戦略室)は「自ら育てた食材を調理することで愛着や達成感を感じてほしい」、長岡さんは「ワクワクしている大人の姿を子どもたちに見せたい」と話している。問い合わせはとかち子育て支援センター(長岡さん、0155・38・3558)へ。

◆◆◆◆◆

/来月看板作り 参加者を募集/

 キッズトライ農園の看板作りWSは4月28日午前10時から正午まで、帯広市内の石塚建設帯広事務所(西3南19)で開かれる。参加する子どもを募集中。

 農園や活動を紹介する看板を手作りする。子どもたちも色を塗るなどお手伝いをする。定員10人。参加費は1人300円(保険料、お菓子付き)。申し込みは同センターへ。

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