【子育てニュース】「子どもの成長が収穫」。キッズトライ農園最終回で「食堂」開催
【幕別】子どもたちが自ら栽培・収穫した野菜を使って調理を行うイベント「キッズトライ食堂」が19日、幕別町百年記念ホールで開かれた。子どもと大人約50人が完成した料理を囲んで半年間の活動を振り返り、参加者からは「子どもたちの成長が一番の収穫」との声が出ていた。(小林祐己) 【写真説明】子どもたちが料理に挑戦した「キッズトライ食堂」 【2019年10月20日付十勝毎日新聞に掲載】 今春から同町内の十勝ヒルズの畑で行われてきた「キッズトライ農園」の最終回。十勝ヒルズやとかち子育て支援センター(帯広、長岡行子代表)などが協力し、5歳から小学生までの子どもたちが野菜作りを楽しんできた。 活動の最終回となったこの日の「食堂」には子どもたち約20人が参加。栽培した野菜の他、スーパー福原が提供した食材を使い、カレーライスやサケのちゃんちゃん焼き、ポテトサラダなどの料理に挑戦した。 保護者や応援の大人たちも「見守り隊」として、子どもたちをサポート。完成した料理を並べると「まるでホテルのビュッフェみたい」と歓声が。会食では子どもからも「おいしい」との声が上がり、活動のスライドを見ながら、参加者が思いを語り合った。 野菜作りを支えた十勝ヒルズの江波戸剛さんは「子どもたちの成長が楽しかった。土を触る体験ができたのは良かった」、7月に食育イベントを担当し、この日も参加した帯広畜産大学の学生団体「me+you(みーとゆー)」の森山さらさんは「十勝の食材の素晴らしさを未来の消費者につなげていきたい」と話していた。 十勝毎日新聞電子版に詳細記事を掲載https://kachimai.jp/article/index.php?no=20191020101843