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十勝毎日新聞社が地域住民と協働で進める子育て層の応援プロジェクト「とかち子育て応援ラボ」がスタートした。第1弾事業のワークショップ「話そう、学ぼう!パパママワーク」が12日に芽室町内で始まり、家庭でも応用できるコミュニケーションのこつなどを、参加者が体験を通じて楽しく学んだ。
(子育てプロジェクト担当・小林祐己)
【2015年2月22日十勝毎日新聞に掲載】

 「子どもの意見を聞いているようで、結局は『でもね』と親の考えを押しつけているかもしれない」「人の話を聞いていても、いつも意識は自分に向いていると気付いた」

 

相手の話を「聞く」ことをテーマとしたワークショップでは、参加者からさまざまな“気付き”の声が上がった。講師(ファシリテーター)を務めた早川靖志さんは「アドバイスは脇に置いて、まず相手がどうしたいのか、『気持ち』を聞き出して」などと対話のポイントを紹介した。

 

ワークショップには芽室町内外から男女10人が参加。コミュニケーション手法「コーチング」資格者の早川さんがリードし、参加者同士が実際の会話を通して、普段は気付かない自分の癖や円滑な会話のこつを確認した。

 

休憩タイムには帯広市内の洋菓子店「十勝トテッポ工房」のケーキも登場し、和気あいあいと2時間が過ぎた。

今回のワークショップは全3回で、芽室町内の子育てサークル「さんぽ」の協力で実現した。第2回は3月11日で、テーマは初回に続いて「子育てにも役立つ『聞く』『話す』」。第3回は4月16日で、ファイナンシャルプランナーが本業の早川さんによる「子育て家庭のライフプラン」。


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