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 春の新入園シーズンを迎えた。初めて保育園などに子どもを預ける保護者のほとんどが、子育てと仕事との両立に悩まされる。「職場にも家庭にも迷惑をかけている」との思いから生じるストレスや孤立感を和らげるのが「ありがとう」の一言だという。
【2023年4月12日付十勝毎日新聞に掲載】

 とかち子育て支援センター(長岡行子代表理事)には「仕事が長引いて子どもの迎えが遅くなる」「子どもがかぜを引いて仕事に行けない」など多くの相談が寄せられる。「子どもが幸せなら親のストレスも和らぐ」との考えから長岡さんは決まって、「ありがとう」と子どもにたくさん言うよう勧めている。

「ごめんね」よりも「ありがとう」を
 「お母さんが『お迎えが遅くなってごめん』と言うと子どもは泣いてしまう」と長岡さんは話す。「ごめん」の言葉で子どもが「保育園はひどい場所だ」と思うからだ。「そうじゃなくて『いっぱい仕事ができたよ、ありがとう』と言われたら、子どもは良いことをしたと思ってうれしくなる。だから、ありがとうと言ってほしい」

 また、新入園児の親に最も多い悩みが、頻繁に発生する子どものかぜだ。「入園から半年から1年はかぜを引きっぱなしになる」と語るのは、帯広市内の小児科医院みなみ町こどもクリニックの住谷晋院長。「集団生活は感染症リスクが高く、『どうしてこんなにかぜを引くの』と心配する親も多いが、成長過程で誰もが経験することだ」とする。

 朝に登園しても、子どもが体調を崩して園から連絡が来ることは日常茶飯事だ。子どもが複数いると、1か月以上仕事に行けなくなる親もいる。「そんなときも『おかげで休めたよ、ありがとう』と言ってあげよう」と長岡さんは呼びかける。「申し訳なさを感じて親に謝る子どももいる」とし、「ありがとう」の大切さを強調した。

 「ありがとう」の一言が親子のストレスを和らげる一方で、問題そのものの解決にはならない。長岡さんは「子育てには企業や地域の理解と協力が必要」とし、地域が一体となって子どもを育てる社会の実現を目指している。(柳田輝)

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