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2才差姉妹・子育ての段階

 農場ピクニックには、全国、全世界からたくさんの家族が参加してくれます。 どんな家族もそれぞれで、ほほえましいのですが、中でも2才差の姉妹を見ると目尻が下がりっぱなしです。 我が子よりも小さな子どもを連れたお母さんを見ると、ついつい余計なおせっかいを口に出してしまいます。「今が一番可愛い時よね。」と。 私もよく言われたフレーズ。でも今になって、その意味を実感するんです。 当時は、それが永遠に続くという錯覚に陥って苦しかったけれど、その時その時、期間限定なんだと。 だから、我が家の場合の子育ての段階を、まとめてみます。 結局、後になってみなければ理解はできないのですが、誰かの心が少しでも軽くなれば幸いです。 【長女0~1才】完璧主義・がむしゃら期 生後4か月で仕事復帰した上、母乳育児、布おむつ、手作り料理、全てをこなしていた。何であんなに頑張っていたんだろう^^; 【長女2才、次女0才】産後鬱・記憶喪失期 次女出産を期に2年間の育児休暇。 ようやく子どもたちと向き合う時間ができたと思ったら、相手はいきなり二人。 追い込まれてついに子どもに手をあげる。 【長女3才、次女1才】つかの間の安定期 自分なりの子どもとの接し方が確立されてきて落ち着きを取り戻す。 【長女5才、次女3才】起業に離婚・波乱期 次女3才で格段に子育てが楽に。 子どもの次は夫との関係と向き合ったら、結局離婚へ。 人に頼ることを覚え、週に一度家事サポートを依頼。 この頃から、好きな言葉は「いい塩梅」に。 ちなみに、それまでの私のモットーは「気合い」「根性」「完璧」。 そりゃあ自分も周りも苦しくもなる(笑) 【長女6才、次女4才】小1の壁・仕事セーブ期 波乱期をようやく切り抜けたと思ったら、小1の壁に直面。 仕事も子育ても中途半端。 スタートの1学期に、新しい環境で頑張っている長女へのフォローが足りなかったと反省。 1年かけて取り戻す。 【長女8才、次女6才】次女小学校入学・安定期 長女の経験を活かして、次女1年生の1学期は仕事を調整して子どもとの時間を確保。 夏の繁忙期には食事サポートも活用して比較的スムーズに乗り越える。 【長女9才・次女7才】現在・史上最高の安定期 大人びてくる4年生に、幼さを武器にしてくる2年生。 姉妹喧嘩も絶えないし、親子喧嘩もするけれど、子どもたちが可愛くて仕方ないと思えるようになった。 反抗期も見え隠れするので、思春期前のつかの間の安定期だと思って楽しんでいる。 農村ツーリズムコンサルタント いだ ふみこ (株)いただきますカンパニー代表取締役。日本で唯一の「畑ガイド」を養成し、十勝を舞台にツアーを主催する。1980年生まれ、札幌市出身、2児の母。10才で鶏を絞めてから、食に関わって生きると決める。帯広畜産大学卒業後10年間観光業に携わり、平成24年いただきますカンパニー設立、平成25年株式会社化。平成26年より、小学校への出前授業を開始。家畜とふれあえる体験農場を創るのが次の夢。 WEBサイト ⇒ いただきますカンパニー WEBサイト facebook ⇒ いただきますカンパニー facebook

井田芙美子
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