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おがわひろき（95）更新／2016.12.30

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どんな声掛けをするかで相手の反応が変わる。
それは大人であれば多くの人が経験してきたことでしょう。
なのに…。
子育てや、子どもと関わる中では意外と同じ声掛けを繰り返しているのも現実です。

今回は、私の運営する“放課後支援施設ことのは”で実際に効果のあったお勧めフレーズを紹介します。

子ども達に何か取り組んでほしい事がある時に
「〇〇しようか？」
「〇〇します」
などと声掛けをしても、反応がイマイチな場合も多いのです。
おそらく、“やらされている感”がたっぷりでやる気がなくなってしまうのでしょう。

だからこそ、私たちは
「〇〇のやり方教えて？」
と声掛けをするのです。

すると、ちょっと得意げな顔になり「いいよ」と見本を見せてくれるのです。
これは、新任スタッフがはじめて子ども達と関わる時もかなりの確率で効果を発揮し、距離感を縮めることができます。

この声掛けは家庭でも応用でき、
お片付けやお手伝いを頼みたいときに
「教えて」「見本見せて」
と伝えてみるといいかもしれませんね。

小川　洋輝（おがわ・ひろき）
青鳥舎せいちょうしゃ（幕別町）代表。1985年幕別町生まれ。知的障がい者支援施設、知的障がい児・発達障がい児の通所施設での勤務を経て、2015年青鳥舎を設立。「戦力としての障がい者雇用を当たり前にする」をメインテーマに、障がい者雇用のコンサルテーションや福祉事業所の設立コンサルテーションを中心に活動中。趣味は読書。ジャンルは絵本からビジネス書までと幅広く、年間に100冊以上は読んでいる。