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「適当に」という言葉を聞いた時、
皆さんどんな様子を思い浮かべられますか?
「なんか、いい加減な感じ」「なげやりな感じ」
そんな、ちょっとネガティブが印象を受ける方もおられると思います。

その一方で、
「上手く当てはまっていること」「程度がほどよいこと」という、ポジティブな意味もあるんです。
それを聞いた時に、
育児って「適当」が大事だなあ~!!
と感じました。

「初めての子育て」では特に、
「こうあるべき!」「~ねばならない!」という、
目に見えない常識とか、自分の思い込みとか、
周りからのプレッシャーとか、いろんなモノに影響を受けて、
ガッチガチに縛られてしまいがちな気がします(もちろん私もギュウギュウに縛られていましたとも!)

 でも、「ねば、べき」の根本である、「育児の常識」って時代とともに変わっていくんですよね。

「ミルクのほうがいい」「母乳のほうがいい」
「布おむつのほうがいい」「離乳食を始めるタイミング」
「離乳食は手作りで」「日光浴させるかさせないか」
「泣いたらすぐに抱っこ」「小さい頃から我慢を教える」etc...

あまりにもいろんな情報がありすぎて、
何を基準に自分の行動を決めればいいのか、
本当に迷い悩まれるのではないかと思います。

 育児は「正解」がないもの。
同じように育てても、同じ大人にはなりません。
「~に良い」とされている方法を、一生懸命に必死に取ったとしても、
期待している様な結果が得られるという保証は、
どこにも無いんですよね。
 
「子どもに対して、すること」よりも
「子どもの様子そのもの」に注目して行動を選ばれるといいのかな、
と思いますし(漠然としていてスミマセン!)
何より大切なのは、自分自身の気持ち。
ある方が先日おっしゃっていましたが、
「お母さんはニコニコしてそこにいればいいの!」
私も本当にそう思います。

「ねば、べき」で自分を縛らないで(パートナーも、子どももね)自分の気持ちを大切に、
「いい加減が程よい加減、適当に」育児時間を楽しんで欲しいなと思っています。


常丸 香織(つねまる・かおり)
旭川市出身。マイペースで自由人のB型。旭川で病棟看護師として勤務。夫の出身地である帯広市に転居、二人の子どもを出産後、市内訪問看護ステーションに勤務。信頼の置けるスタッフとの出会いを機に、子育てしながら働くことで発生する困難の解決を目指し、2008年に病児・病後児保育室ひなたぼっこを開設。
Growth合同会社代表社員。

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