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【音更】町と町社会福祉協議会(河田さえ子会長)は1日、空き家を活用した交流施設「緑街ふれあいの家」(町木野大通東14ノ4)を開設した。同時に町内21カ所目となる地域交流サロンも発足。一般住宅の空き家をサロンとして開放する町内初のケースで、子育て世代から高齢者まで幅広い世代が集う新たな地域コミュニティーの拠点となることが期待される。
【2020年10月03日付十勝毎日新聞に掲載】


【写真説明】空き家を活用して新たに開所した「緑街ふれあいの家」。左から小野町長、編田代表、長井町内会長、河田会長

 同家は、町が進める空き家対策と、町社協が新設した「町高齢者ふれあいの家支援事業」を併せて実施された。建物は緑街の住宅街にあり、築20年以上の一戸建て(木造2階建て、延べ床面積約132平方メートル)。住宅の所有者で、地域住民でもある川瀬幹雄さん(72)が快諾してくれたことで同家が実現した。

 施設の運営主体は、緑街町内会(長井秀俊会長、会員254世帯)が担い、町社協の家賃や運営費などの助成を受け、施設を町内会や老人クラブなどでも利用する。

 発足した地域交流サロン「わき愛々」(編田茂則代表)は、毎月第3土曜日の午後1時半~同3時半。17日から始動し、将棋や囲碁、マージャン、カラオケなどを通じて交流を深める。

 1日の開所式には、関係者ら約20人が出席。長井会長が「町と社協の英断、所有者の厚意、サロンや町内会役員ら皆さんの尽力に感謝」、編田代表が「住民として大変喜ばしい。町内の活性化につながるサロンにしたい」とあいさつした。続けて河田会長が「コロナ対策をしながら活用してもらえれば」、駆け付けた小野信次町長も「心地よく無理のない運営を」と期待を込めた。

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