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 政府は31日の閣議で、2020年版「少子化社会対策白書」を決定した。子育てにテクノロジーを活用して子育ての負担を軽減する「ベビーテック」の製品を取り上げた。
【2020年07月31日付十勝毎日新聞に掲載】

 ベビーテックは、英語の「Baby」(赤ちゃん)と「Technology」(技術)を組み合わせた造語。突然死を防ぐため赤ちゃんの呼吸をセンサーで見守るマット、乳幼児検診の通知機能を持たせた母子健康手帳のアプリなどを紹介した。

 白書は「日本では『手間をかけることを愛情とする』雰囲気が根強いことから、『手間を省く』ことに罪悪感がある」と指摘。「テクノロジーを生かすことで家事・育児の効率化が進めば、赤ちゃんと向き合う時間が増え、ゆとりある子育てにつながることが期待される」と記した。(時事)

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