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ぷれいおん・とかちでは、緊急事態宣言を受けて
子育ての支え合いの活動ファミリーサポートセンター事業を除き、
大幅に活動を自粛しています。

まだ感染者数の報告が少ない十勝では、
危機に対する認識が
人によってさまざまに開きがあるように感じますが、
命を失うかもしれないリスクを回避するためには、
《最悪を想定して最大の防御》
をする準備が必要だと考えています。

急激な感染拡大によって、
医療崩壊の悲劇をみないためにも、
一人ひとりの自覚的な行動が一番大切な時。
今気がかりなことの一つは、
長期休校にともなう
子どもたちの学習する権利が奪われていることです。

学校では、
友だちと触れ合ってコミュニケーションしたり、
給食を食べて栄養のバランスを保持したり、
学びの他にも
子どもたちの成長発達に不可欠な営みが
数多く介在しています。

“普段できなかったことを
自分のペースでとことんやってみよう!”という
家庭での自発的な学び方を推奨するものの、
先の見えない休校措置の中で、
子どもたち自身が抱えるストレスにも
対策が必要でしょう。
友だちと会いたい、勉強したい、
という思いに応えられる
対応を急いで欲しいと願っています。

さて、今週から出勤を控え、
思いがけず白紙のスケジュールを手に入れて
自宅待機生活が始まりました。
おばさんには、今や三度のご飯をつくったり、
面倒を見る子どももいないのでワクワクの毎日ですが、小さい子どもたちと連日奮闘するお父さんお母さんのために何か力にならなければ!!
とも考えているのです。

4月18日(土)
自宅そばの美生川へ。
カエルの卵を探したり、
ハヤ(カワムツ?)を捕ったり、
粘土質の土でお団子を作ったりして遊ぶ。
(町内の小中学生3人含む5人家族と一緒に。)

4月19日(日)
サンショウウオの産卵状況が気になり、
帯広の森へ。
一度歩いてみたかった川沿いを歩く。
ミズバショウ、ザゼンソウ、アズマイチゲなどの花に癒されながら。
でも一番癒されたのは、
やはりエゾサンショウウオの産卵池を発見したこと!!

4月20日(月)
巷で話題の手作りマスクにようやく着手。
生地もゴム紐も店頭から消える中、
大先輩に材料を分けて頂いて、
遠方で暮らす子どもたち、孫の分もミシンをかける。
テレビで、
「もし小さい子どものいる両親が共に感染したら、子どもはどうするか?」を街頭インタビューしていた。
非常時に、助け合える関係性があるかどうか?
自分に何ができるか?考えさせられた。

4月21日(火)
あいにくの雨ながら、
土曜日に美生川の河川敷で捕獲した
アリジゴクの生態に夢中。
飽きることなく、延々とマスクを縫う。

4月22日(水)
ようやく雨が上がり、
再度河川敷にアリジゴク&餌のアリ採取に出かける。
アリジゴクがカゲロウとなって
羽ばたいていく日を楽しみに、
生餌探しに追われることになりそう。
このところのアクティビティに際しては、
共通の趣味を持つ次女の存在が大きい。
スロウライフ万歳!!

4月23日(木)
今日ようやく仕事モードに戻る。
こんなブログでも、
若い人たちの救いになるのか分からないけど、
日常を穏やかに生きることが
感染症と闘い続ける一つの姿だと
考えてもらえるなら、意味があるかもしれない。

つづく(!?)かどうかは、
皆さんの反響次第ということで・・・。

今村江穂(いまむら・みずほ)
1967年、北九州市生まれ。97年に帯広市に転入。
2003年~前身帯広西おやこ劇場の運営委員長を経て、2006年NPO法人子どもと文化のひろばぷれいおん・とかちを設立、理事長に就任。
こどもの遊びや体験活動、子育て支援など、子育ち親育ち環境の充実をめざして多世代で活動中。
2013年~帯広市ファミリーサポートセンター事業受託。
こども環境学会認定こども環境アドバイザーも務める。
16歳から24歳までの1男2女の母。
十勝管内芽室町在住。

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