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『あそび』が子どもの育ちにいかに重要か、
機会をとらえてお伝えしています。

とは言え、
幼少期からデジタルな遊びに
慣れ親しんできた世代が親になり、
できる限りデジタル機器に接触せず、
夢中になれる遊び方を子どもたちに伝承する、
というのは案外切実なテーマ。

赤ん坊への接し方に始まり、
おもちゃの与え方、遊び方等々、
子育ては文化の継承です。
つまり、
親だけではなし得ないということ。

子どもたちが健やかに育つために、
社会全体で知恵を出し合い、
親世代を支えていくのは当然のこと。
という訳で、
今こそ日本国民は子どもの遊び方を
もっと真剣に考えるべきときなのです。
(チコちゃん風)

そんな折、
十勝毎日新聞 毎週土曜日発行
【Mottoかちまい/こどもしんぶん】に着目!。
ぷれいおんでは、
急きょ<あそび研究会>を発足。
メンバーが子どもの頃
どんなあそびをしていたかを掘り起こし、
遊び方のヒント、
あそびのレシピを紹介していこう!
という企画です。

土曜日発行なので、
この記事を見た子どもが
月曜日に早速学校でやってみる
→教室で話題になる、
というイメージでタイトル決め。
勝毎さんのご快諾を得て、
先月から隔週で連載がスタートしています。

さて、
初回は多少インパクトのあるネタで、
とセレクトした『えんぴつ根性試し』。
編集部から
「学校で禁止されているのでは?」
というご指摘を受け、あえなくお蔵入り。
前途多難。
想定外な展開に唖然としたのは言うまでもありません。若い人たちには、
ある程度予測できたとのことですが…。

改めて、
その背景にある
子どもたちの実情についても話題に上りました。
禁止されている理由は、
おそらく“危ない”からなのでしょうが、
“やってみて要領を得る”という
貴重なチャンスを
子どもたちから奪い去りたくないなぁ、
とも願うのです。

体験から学ぶという視点が欠落すると、
自ら危険を回避したり、
想像力を働かせたりする
大切な能力を養うことができません。
夢中になれる遊びの3要素は
《スピード、スキル、スリル》。
安全安心ばかりを重要視すると、
あそび本来の魅力は薄れ、
ますますひ弱で薄っぺらな
子ども時代になりかねません。

こんなエピソードからも、
子どもの遊び環境について考え、
アクションしていかねばと奮起した次第です。
是非お子様と一緒にお楽しみください。

なお、
今回イラストデビューのおとみしん。
彼女の画力、表現力に
当の私たちもワクワクしています!
お仕事依頼、絶賛募集中~❤

今村江穂(いまむら・みずほ)
1967年、北九州市生まれ。97年に帯広市に転入。
2003年~前身帯広西おやこ劇場の運営委員長を経て、2006年NPO法人子どもと文化のひろばぷれいおん・とかちを設立、理事長に就任。
こどもの遊びや体験活動、子育て支援など、子育ち親育ち環境の充実をめざして多世代で活動中。
2013年~帯広市ファミリーサポートセンター事業受託。
こども環境学会認定こども環境アドバイザーも務める。
16歳から24歳までの1男2女の母。
十勝管内芽室町在住。

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