上手く伝わらないとき

おがわひろき（95）更新／2019.06.14

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人に何かを伝えるって
本当に難しいですよね。
自分の思った通りに
伝わることの方が
少ないかもしれません。

さて、
そんなときにあなたはどう思いますか？
「なんでわかってくれないの！」
それとも
「私の伝え方が下手だったかな」

前者と後者では、
責任の所在が反対になっていますよね。

前者の人は、相手を変えようと努力し
後者の人は、自分を変えようと努力をします。

相手を変えるより、
自分を変える方が簡単という話は
よく耳にしますし、
本などで目にもします。

さらに、
自分の伝え方を工夫することで、
伝え方の幅も広がり、
自分自身も学びになっているのです。
結果的に、
相手の人にとっても、
自分にとっても
都合がいいのは後者なのかもしれません。

相手を変えようとして生まれるのは、
“怒り”しかありません。

そんなことを言っている私自身は、
うまく伝わらないときに
前者でもなく、後者でもなく

「もういいわ…」
とふてくされて諦めてしまいます（笑）

小川　洋輝（おがわ・ひろき）
青鳥舎せいちょうしゃ（幕別町）代表。1985年幕別町生まれ。知的障がい者支援施設、知的障がい児・発達障がい児の通所施設での勤務を経て、2015年青鳥舎を設立。「戦力としての障がい者雇用を当たり前にする」をメインテーマに、障がい者雇用のコンサルテーションや福祉事業所の設立コンサルテーションを中心に活動中。市内で放課後支援施設「ことのは」を運営。趣味は読書。ジャンルは絵本からビジネス書までと幅広く、年間に100冊以上は読んでいる。