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気になることがあると、
頭の中がそれでいっぱい。
子育てをしていく中で
手を焼いてしまうことのひとつに挙げられます。

例えば買い物に行き、
欲しいおもちゃを見つけてしまった時に
“買うまでは動かない”
なんて駄々をこねて大変…。
そんな時ってありますよね?

そんな状況の中で、
買ってしまうとクセになってしまうし、
だからといって
無理やり引っ張って
連れて帰るのも人目が気になるし…。
どうしたらいいのでしょうか?

いくつもある対応方法のひとつとして、
私がよく使うのは、
“違うことに意識を向ける”こと。
“買って買って攻撃”は
ワガママと捉えるのではなく、
買って欲しいことしか
頭にない状態と捉えるのです。

だからこそ、
「あ、帰ったら大好きなチョコ食べようか」や
「帰りにハンバーガー食べて帰ろう」、
「本屋さんの場所どこだっけ?教えて」など
本人の興味のあることで
別の内容に話を話題をチェンジ。
すると
サッと気持ちが気になる場合があります。

“目の前のできごとがすべて”であれば、
別のできごとを目の前に提示してあげる。
すると今度は
そっちがすべてになる場合もあります。

ちょっと気持ちに余裕を持ち、
別の楽しいことを提案。
“ダメ”ではなく、
だったらこれしてみない?
お試しください!

小川 洋輝(おがわ・ひろき)
青鳥舎せいちょうしゃ(幕別町)代表。1985年幕別町生まれ。知的障がい者支援施設、知的障がい児・発達障がい児の通所施設での勤務を経て、2015年青鳥舎を設立。「戦力としての障がい者雇用を当たり前にする」をメインテーマに、障がい者雇用のコンサルテーションや福祉事業所の設立コンサルテーションを中心に活動中。市内で放課後支援施設「ことのは」を運営。趣味は読書。ジャンルは絵本からビジネス書までと幅広く、年間に100冊以上は読んでいる。


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