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■おかあさんのがっこう 

 子育て中の悩みを母親同士で話し合える場として、道見里美代表(52)が2018年9月、くしくも胆振東部地震の発生数日後に立ち上げた。道見代表は「ブラックアウトや新型コロナウイルスなど大変なときにこそ必要とされる場」と強調する。
【2020年11月06日付十勝毎日新聞に掲載「Mottoおび広がるプロジェクト~2020年度実施団体紹介」より】


【写真説明】オンライン上で活動を続ける道見代表

 父親が仕事で家にいない、障害を持った子どもがいるなど、子育ての悩みは多岐にわたる。道見代表は「子育ては多くの人が経験するのに学校などで教わらない。一人で抱えてしまう人が多い」と指摘する。

 コロナ禍以前は月2回程度、会合や講演会を行ってきた。高齢者施設などを訪れ、異なる背景を持つ人同士が話すことで視野を広げる場を設けた。2月以降はビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」や「LINE(ライン)」を使って、毎回約20人が参加している。

 同プロジェクトの採択は2年連続。昨年9月から横浜でも同様のコミュニティーが立ち上がっており、十勝でも全国各地での広がりを期待している。道見代表は「子育ての母だけでなく、さまざまな人が語り合える場にしていきたい」と話す。問い合わせは道見代表(090・3773・1308)へ。

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