傍から見たら
先日、
私の運営する放課後支援施設ことのはの子ども達と
一緒にプールにいってきました。
ある子は水泳が大好きで泳いだり、
潜ったり、私に投げ飛ばされたりして
楽しそうに水で遊んでいました。
そして、また別のある子は、
「水に顔をつけられない」と言い、
歩いたり、もの凄く慎重に浮島に乗り
他児が近づいてきたら
さっと降りて安全確保したり。
さて、傍から見ると
楽しんでいるのはどちらの子でしょうか?
大半の方は前者の子だと思うのではないでしょうか?
一緒にプールに行った私でさえ
そう思っていたのですから。
しかし、プール終了時の着替え中、
「今日は楽しかった!来てよかった!!」
と話したのは後者の子でした。
私たちは、
目に見える楽しみ方や笑顔などの反応だけで
「楽しんでいる」「伝わった」
あるいは「反省している」
と判断しているのでしょうね。
星の王子様にもでてくるように
「大切なことは目に見えない」とは
こういったところにも言えるのでしょう。
目に見えないことをいかに感じて想像できるか。
大切な視点なのかもしれませんね。
小川 洋輝(おがわ・ひろき)
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