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年々暑くなる夏。

地球も、温暖化現象がさまざまな地域で見られていて

不安もよぎる中、
やっぱり目の前の日常のいそがしさや、
せわしなさに気を取られて

「自分も、今からできること」
みたいな、

対策へ向けた行動も取れずにいる。、


何か起きてからでは
遅い、。って

わかっているんだけど、。

起きてしまったことに躊躇するだけ、。

アタフタしています


今年の夏は(今もまだ、)本当に本当に暑かったです

もともとアトピーの息子たちは
本当にツラそうで、。

学校の暑さ対策にも心がギュッとなった

この暑さの中、クーラーもなく、

せめてもの救いの扇風機までも

足りていない状況だという話を聞く、。

汗で蒸れた肌は、日を追うごとに酷くなり、

熱を身体に溜めた身体は、
寒暖差アレルギーという診断を受けました


暑さと、少しの冷風によって
蕁麻疹が全身に這うように表れて


とにかく痒い、。

気が狂ったように掻きむしる、。


見ていても辛いのですが
本人も、。

家にいる時間が長くなり、
心もいっしょに弱くなっていくようでした


ある日、、

出かけられず、アルバイトも行けずにいた息子

友達との約束に
「今日は大丈夫かも、」と自転車で出かけていきました

途中、身体が温まってきてしまい、蕁麻疹が出始め、痒みが襲いかかってきた、と

帰ってきました



声をかけると、

ポロポロ泣き出して、

「オレ、もう何もできない、。」と
ポロポロ、。

それからは、食べ物も
更に気をつけてみたり
野菜なども、モリモリ食べたり

青汁を取り寄せてみたり、。


アレルギー検査をして、
「埃」も気をつけていこう!と
掃除機を買い替えたり

毎日毎日、対策対策、。

あれはダメ、これはどうかな、などなど。、

学校でも、対策をしてくれて
ティーシャツと短パンで過ごさせてもらえているそう、。


そんな中、

先日、いつもお世話になっている東洋医学のお医者さまに
こんなことを言われました

「アレルギー検査をしたり、

あれもこれもダメ、

ダメだから行かない、

避けて過ごす、とか

命に関わることももちろんあるんだろうけれど

僕の治療は

何処ででも生きていけるようにしてあげたいってこと

何処へでも行ける身体になればいいなあって思ってること」

はっとしました

息子も「そうだった、。」って
ポロポロ


ステロイド薬などで
症状を抑えることや、痛みを和らげることも、
時には本当に大事で助けられます

その後、自分の身体に定量を超えるようになってしまうと、

その症状は想像を越えて表れてきます

わたしもそのひとりでした


自分が自分らしくいられるように
身体を本来の人間としての

「自己治癒力」がある方向へ
近づけていけるよう

わたしも、母として

考えていきたい

「考えてあげたい」と

改めて、世の中を
みつめてみたい

穏やかに、
人はひとらしく

人間らしく生きたい

そう生きていけるよう子どもたちへ
息子たちへ
何をしてあげられるか、
何をこれからしてあげてゆけるのか、

いっぱいいっぱい考えてみようと思います

長岡行子(ながおか・ゆきこ)
1971年生まれ。浦幌町出身。中学3年生から、28歳まで5人の母親。。出張理美容サービスVESS(帯広市)を1998年に立ち上げ、高齢者施設や障害などを持ち外出が困難な人を対象とした出張理美容や店舗でもサービスを提供する。子育て支援のため、2018年に「一般社団法人とかち子育て支援センター」を設立した。社会教育士を取得し、地域コーディネーターとして、学校と、地域を繋げる活動も行っている。

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