【子育てニュース】運営 道内初お墨付き グッドガバナンス認証取得~ぷれいおん・とかち
帯広市内の認定NPO法人子どもと文化のひろば「ぷれいおん・とかち」(西20南5、今村江穂理事長)は、非営利組織の運営の信頼性を評価する「グッドガバナンス認証」を取得した。道内初の取得で、寄付など地域からの活動支援が広がるきっかけになればと期待されている。
【2021年1月1日付十勝毎日新聞に掲載】
【写真説明】認証マークを手にする(左から)羽賀事務局長と今村理事長
対象は非営利団体で、組織の目的や事業実施状況、会計・財務、労務管理、コンプライアンス、情報公開など多項目を評価される。「ベーシック評価」とより高度な「アドバンス評価」があり、ぷれいおんは昨年1月にベーシック、同12月15日付でアドバンスを取得した。
認証取得を目指したのは、安定的な資金集めに役立てるため。ぷれいおんの運営は約400人の会員の会費がベースだが、06年のNPO法人化後は地域に向けて活動を広げていて、法人・個人の寄付も原資となっている。
寄付集めは会員が企業を回るなどしており、羽賀陽子事務局長は「NPOとは何なのか知らない方も多く、どういう団体か分からないと寄付も広がらない。認証を持っていることで評価をしていただきやすくなる」と期待を寄せる。
18年には公益性や透明性、社会的信頼を評価し、優遇税制の対象ともなる「認証NPO法人」を道から取得している。今回の認証は有効期間が3年間で、認証マークを使って信頼性を対外的にアピールすることができる。
羽賀事務局長は「地域に必要な活動をしていると評価してもらえる指標となり、こういう団体なら寄付しても良いと思っていただければ。活動を公表する努力を続け、広報力を付けていきたい」と話している。
<グッドガバナンス認証>
日本財団やトヨタ財団などが設立した一般財団法人「非営利組織評価センター(JCNE)」(東京)が第三者機関として外部評価する認証制度。2019年3月に始まり、今回ぷれいおんを含む全国6団体を認証し、計31団体となった。
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