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【幕別】子どもたちが自ら栽培・収穫した野菜を使って調理を行う「キッズトライ食堂」が10月19日午前9時半から午後2時半まで、幕別町百年記念ホールで開かれる。参加する子どもたちを募集している。
【2019年10月16日付十勝毎日新聞に掲載】

 今春から同町内の十勝ヒルズで行われてきた「キッズトライ農園」の最終回。十勝ヒルズやとかち子育て支援センター(帯広、長岡行子代表)、フクハラなどが協力し、子どもたちが野菜作りに取り組んできた。

 「キッズトライ食堂」では、栽培した野菜の他、子どもたちが買い出しに出掛け、調理を行い、料理を提供する。メニューはカレーライスやサケのちゃんちゃん焼きなどを予定。

 保護者らは「見守り隊」となり、子どもたちが主体となって行うことを大切にする。正午から参加者みんなで会食を行う。

 対象は5歳~小学生で、定員20人。参加料金は会食費、保険料込みで1500円(親子参加は同3000円)。申し込みは同センター(長岡代表、0155・38・3558)へ。

◆◆◆◆◆

 【幕別】子どもたちが野菜を育て、調理から食堂の運営まで行う「キッズトライ農園」の収穫祭が9月21日、幕別町の十勝ヒルズで開かれた。秋晴れの下、児童や保護者ら約30人が参加し、歓声を上げながらサツマイモなどを収穫した。
【2019年09月23日付十勝毎日新聞に掲載】

【写真説明】大きく育ったサツマイモを掘り出し、笑顔の子どもたち

 十勝ヒルズ、一般社団法人とかち子育て支援センター(長岡行子代表)などが主催。子どもたちが自ら育てた食材を収穫・調理し、人に食べてもらうところまでを経験する。趣旨に賛同した管内の企業、飲食店などが協力し、今年5月にスタートした。

 春以降、看板作りや苗植え、夏野菜の収穫体験などを実施しており、今回が5回目。この日は10月19日に町百年記念ホール講堂で開く“一日食堂”で調理するための野菜を収穫。子どもたちが畑に入り、つるを抜いて、大きく育ったサツマイモを掘り出した。

 帯広養護学校小学部5年の田中翔冴(しょうご)君(10)は「大きいのが、たくさん取れたのでうれしい」とにっこり。帯広啓西小3年の松崎悠誠君(9)は「料理をするのが楽しみ。スイートポテトにして食べたい」と笑顔を見せた。

 子どもたちのはしゃぐ姿を見守り、長岡代表は「一日食堂には、協力していただいた皆さんや地域の人をお招きする予定。多くの方に参加してほしい」と話した。

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