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【PR☆帯広葵学園☆】職員リレーインタビュー~012青い鳥保育園(帯広)・上野山栄美先生

☆「帯広葵学園」はとかち子育て応援ラボの活動を応援しています!☆ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 学校法人帯広葵学園の幼稚園や保育園、教室などの職員の方々を紹介するリレーインタビューです。毎月1人が登場し、各園や施設の特徴や目指す保育の姿、それぞれの夢や目標などを語ってくれます。 今回は012青い鳥保育園の上野山栄美先生です。 ※記事中の内容、名称、年齢等はすべて取材(掲載)当時のものです。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ Q.今日(取材日の1月16日)はお餅つきでした。子ども達は楽しそうでしたね。  012青い鳥保育園は小さな保育園ですが色々な行事に取り組んでいます。今日はお餅つきでしたが、4月から子ども達の様子を見てきて、本当に成長したなって感じることがいっぱいありました。  子ども達がお遊戯場で座ってお話をしっかり聞けたこと自体、本当に成長したなと思いました。お名前を呼ばれたら、ちゃんと前に出てきて手伝ってもらいながら杵を持ち、一人ずつお餅をついたんです。前だったらお名前呼ばれても照れたり、泣いたりすることもあったんですが、みんなが行事を楽しんでいましたね。  終わった後も、大人に言われなくても、2歳児クラスの様子を見て1歳児クラスも自分達のシールの席を見つけて座って見ていました。「そんなこともできるようになったんだなー」って思い嬉しかったですね。  0・1・2歳が主体となって行事に参加できることがこの保育園の良さですね。行事に向けて、クラスで作った製作を飾り、季節の歌や踊りを楽しんでいます。 昨日の連絡帳にはお母さんから「お餅つきをとても楽しみにしてお家でぺったんぺったんとつく真似をしています」と書いてありました。小さい子どもなりに、行事を楽しみにしてくれたんだなと思うと本当に嬉しいですね。 Q.他にはどんな行事があるのですか。  1年間の行事は、月ごとの誕生会、5月に親子遠足があり動物園に行きます。7月には運動会ごっこ、8月に七夕祭りがあります。七夕は昨年から、明和小学校の協力を得て、ボランティアに来てヨーヨー釣りやお面屋さんを手伝ってもらいました。参加した児童も「昨年楽しかった」って言ってくれて、保護者の方から「今年もありますか?」って問い合わせがあるんですよ。小さな子供たちなので地域との交流は限られますが、お互いに交流が持てることはとてもいいことかなと思います。  9月にはバス遠足、クリスマス会、そしてお餅つきですね。今月末には節分があります。節分には優しい鬼が来るんですが(笑)、昨年の事を覚えている子は「鬼来る?」って聞いてくるんです。豆まきは園長先生が鉄鍋を持って来て、豆を煎るところから始まるんですよ。「いいにおいがしてきたね」ってみんなで豆の香りを楽しむんです。小さいからこそ五感を使った体験を大切にしています。3月のお茶会では子ども達一人ずつお茶を点ててもらいます。0歳児クラスもお菓子をもらってお茶を飲んで、口の周りに可愛い緑のおひげが付いていました(笑)  3月はお別れ会、他で言う卒園式にあたる行事があります。式の前にはクラスで発表会を行います。今年も子どもに無理がなく、楽しめるものを考えています。日頃の遊びやでやっていることを見せられたらいいなと考えています。お別れ会は、保護者の皆さんと共に成長を喜んでもらえる場でもあります。 Q.日々の保育で大切にしていることは何ですか。  子ども達がこの保育園で安心して過ごせるように、一人ひとりの思いに寄り添ってあげることが大切だと思います。012青い鳥保育園には「子ども像」があります。「安心して自分を出せる子」「人との関わりを楽しめる子」「よく遊び、よく眠り、よく笑う子」。これが私達が目指す子ども像です。  子どもは子どもとの関わりの中で成長していきます。生活や遊びの中で色々なことを学んでいきますが、大人はその仲立ちをして、子ども同士をつなげたりする役割があると思います。4月は子どもと信頼関係をつくることで安心している自分を出すことがでるようになります。一日の大半を保育園で過ごすので、子どもにとって安心して遊べる環境であってほしいなと、いつも私が思っていることです。  小さい子はまだうまく言葉で思いを伝えられないので、しぐさや表情を見ながら気持ちをちゃんと受け止めてなくてはいけませんね。小さくても一人ひとり、思いはちゃんと持っているので、その思いに寄り添えるように、していきたいです。 Q.先生のことを教えてください。  大谷短期大学を卒業した後、保育士として5年働き、子育てが落ち着いてから帯広の森幼稚園で預かり保育を10年担当させていただきました。認定こども園になった年に1年間フリーの先生として主に年長クラスのサポートと預かりを担当し、その間に幼稚園教諭の資格を取りました。そこから012青い鳥保育園に異動になり、1年目に0歳児、2年目は持ち上がりで1歳児を見ています。自分自身、子育ての経験もあるんですが、もっと子どもの思いやこころを理解したい、もう一度「発達」について学びたいと思いました。  初めて0歳児クラスは毎日が驚き、喜びの連続でした。目を合わせてニコッと微笑んでくれた時やミルクを飲ませている時はとても幸せな気持ちになりましたね。初めて私のエプロンをつかんで、立とうとした時、何度も転びそうになりながら初めての歩いた時は本当に感動しました。自分の子育てとは違って、保育士として子どもの成長に触れて、赤ちゃんが自分で私達に成長を見せてくれたというのかな。持てる全ての力を使って挑もうとする力に赤ちゃんって実はすごいなって。 Q.初めて保育士として働いた当時と、今の違いは何か感じますか。  子どもはいつも時代も変わらないと思うのですが、子どもを取り巻く環境は変わってきたと感じますね。一番感じるのはスマホですね。スマホや携帯ってこんなに小さい子でも関心があるんです。お母さんは見せたくなくても、手の届くところに置いてあると触ってみたくなりますよね。懇談の中でもそういう話がありました。この時代なので、子ども達もいつかは手にすると思いますが、できることなら乳幼児時期は使ってほしくないですね。  この時期の子ども達に必要な遊びってたくさんあると思うんですよ。絵本も読み聞かせてあげたいし、砂、水遊び、自然の中でからだをいっぱい使って遊んでほしいですね。スマホがダメというのではなく、もっとそういうことに目を向けてほしいなと思います。  保育園では、歩くことを楽しもうと1年を通してほぼ毎日散歩に出かけます。初めはお散歩車に乗って、そのうち自分たちで歩けるようになり今度は手をつなぐのに「せんせいとつなぎたい」とか「〇ちゃんとつなぐー」って出発するまでが大変でしたね(笑)。春は桜のはなびらを集めたり、夏は公園の遊具でいっぱい遊び、秋はどんぐりを拾ったり、落ち葉を集めたり歩いた時のカサカサを楽しんでみたり楽しい発見がたくさんあります。冬になった今は、つなぎを着て近くの公園にそりに乗って行って、雪山でおしり滑りをしたりと楽しんでいます。子どもは子どもの世界を持っていて、それは昔も今も変わらないですね。 Q.これからの目標はありますか。  乳幼児期は「心を育てる」大切な時期です。その子の中にどんな思いがあるのか、いまの力が次のどんな力につながるか、目の前の子供の姿をしっかりと見ていきたいですね。  あと研修にも積極的に参加したいですね。昨年、久保下園長先生を講師に、わらべうたの園内研修したのですが、楽しかったです。わらべうたには、不安感や緊張を和らげる力があるそうです。わらべうたをたくさん覚えたいです。 Q.保育の仕事の魅力は  入園した頃、小さな体のどこにこんなエネルギーがあるの?と思うほど泣いていた子ども達が、今では友達と「いっしょ」が楽しようです。、手をつないでくるくる回って、すってんって尻もちついて、アハハハって笑っている姿を見ていると、こっちまで楽しくなっちゃいます(笑)。   0歳、1歳、2歳って自己主張もででくる時期で大変なこともあるけど、それ以上に可愛くて愛おしいですね。こんなにかわいい時代を一緒に過ごすことができて、本当に幸せです。だから保育園で感じた成長は、お母さんに伝えて共に喜び合いたいですね。「お母さん、今日こんなことできたんだよ」って。お母さんにもいつも笑顔でいてほしいですね。

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