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【PR☆帯広葵学園☆】職員リレーインタビュー~あおいキッズハウス(帯広)・渡部友梨先生

☆「帯広葵学園」はとかち子育て応援ラボの活動を応援しています!☆ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 学校法人帯広葵学園の幼稚園や保育園、教室などの職員の方々を紹介するリレーインタビューです。毎月1人が登場し、各園や施設の特徴や目指す保育の姿、それぞれの夢や目標などを語ってくれます。 今回は未就園児クラス「あおいキッズハウス」(帯広)の渡部友梨先生です。 ※記事中の内容、名称、年齢等はすべて取材(掲載)当時のものです。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ Q.あおいキッズハウスはどんなところですか。  1歳児の「ぴよぴよルーム」(水・金曜日)と2歳児の「きらきらルーム」(火・木曜日)があり、それぞれ週2回、お母さんと離れる「母子分離」で教室を行っています。お母さんと離れて生活する中で、自分でできることを少しずつ増やしていくことを大切に行っており、幼稚園や保育園に入園する前の準備段階として利用されている方が多いです。「プレ幼稚園」は幼稚園の場所に慣れる形でお母さんと一緒で週1回行いますが、ここは幼稚園とは別の場所で、お母さんと離れて週2回行っています。1歳児で行っているのは十勝ではここだけのようです。 手あそびや外あそび、身体を動かすリズムあそび、わらべうたあそび、季節のものの制作をしたり、散歩にも出かけます。あおいキッズハウスはこの場所に移って今年3年目なんですが、以前は0・1・2青い鳥保育園があおいキッズハウスでした。4年前に0・1・2青い鳥保育園を開園することになり、その後1年おいて、「キッズハウスを再開してほしい」というお母さん方の要望がものすごく強く、ここに場所を移して行うことになりました。  1年目は2歳児さんは10人くらいでスタートして、途中から入りたいという方も増えていき、徐々に浸透してきたように思えます。今年の募集で、2歳児さんは申込の日の朝早くから並んでいて、その日だけで14人の定員がいっぱいになりました。1歳児さんは0歳の時の応募なので生まれてすぐは考えられないだろうなと思っていたら、入級式を迎える前までに10人の定員がいっぱいになりました。 Q.子どもたちはどんな様子ですか。  最初は自分のことが何もできなくても、お母さんと離れて過ごす中で、靴を自分で脱いでみる、履いてみるとか、ズボンを脱いでみる、履いてみる、シール帳にシールを貼るとか少しずつ色んな事を経験し、だんだんと色んなことができるようになっていきます。やはり継続して身についていくのだなと感じます。お母さんと一緒だと、甘えてしまいたぶん「やらなーい」「やだー」とか言うのでしょうね(笑)。今は座る時間なんだ、遊ぶ時間なんだと少しずつ分かってきて話を聞いたり、制作がみんなで一緒にできるようになったり、ずっと座ってられるようにもなっていくんですよね。 きらきらさんは最初の1カ月、ぴよぴよさんは2カ月間、環境に慣れるまではお母さんと一緒です。その後は、母子分離がスタート。最初は泣くのが当たり前なんです。でも保育士にも少しずつ心を開き慣れていって、少しずつ自分の好きな遊び見つけて楽しさを知っていきます。 Q.お母さんはどうですか。 母子分離と言うことで、お母さんにもちょっとした時間ができるのかなと思います。買い物に行ったり、洗濯をしたりと、お母さんのケアという意味でも大切なんだなと思います。ずっと家で歩き回ったり、泣いていたりする子もいると思います。お母さんが子どもと離れる時間を持つことで、子どものことを可愛いと思えたり、こんなことできるようになった!と成長してすごいな、かわいいなと思ってくれるとうれしいですね。 1、2歳の時期はお母さんとの関わりが一番大事だと思います。絵本をお膝の上で読んで上げるとか、お母さんと一緒に遊ぶなどスキンシップを取ることが大切です。でも、核家族化して、子どもとどう関わったら良いかが分からないというお母さんもいます。以前なら2世代が同居して、おばあちゃんと一緒に住んだりということもありましたが、今は教われない環境になってきているんでしょうね。地元が遠い環境の人は、周囲に手伝ってくれる人がいなくて大変のようです。 去年の2月からスタートしたベビーダンスも0歳児と関われるので楽しいです。そこでも、お母さんたちは転勤族の方が多く、悩みを抱えている方もいます。「うちの子が全然夜に寝てくれないんです」とか、「こっち来たときは友達もいなくて寂しくて1人で最初は泣いていました」とか。そういう方が、ベビーダンスをしたら『寝ました!』とか、『仲間同士で友だちになりました』とか聞くと、良かったなあと思います。お母さん方の息抜きにもなればうれしいですね。やはりこういう場所が大事なんだなと思います。  Q.どんな保育を目標にしていますか。  子ども達とスキンシップをたくさん取ろうと思っています。子ども達が笑顔になって、一緒に遊んでいけるように、少しでも自分の身の回りのことが出来るようになればという思いでサポートさせていただいています。あとはお母さんのケアですね。お母さんの気持ちを受け取って、次はこうしていったらいいかもしれませんねとか一緒に考えながらやっています。 私は帯広の森幼稚園で働いていた時に、あおいキッズハウスの立ち上げを手伝いました。初めは鏡と床、カーテンしかないところから、トイレも作ろうとかおもちゃも揃えようとか、色々ものを段々と増やしてきました。最初は不安だらけでしたが、お母さんと密に関わり、短時間ですが、子どもと楽しくやらせていただいています。1、2歳の小さい子ども達との関わりは、気持ちがなかなか伝わらないので何回も一緒にやってみたりとか、ずっと泣いちゃう子もいたりとか、最初は大変でしたが、いっぱいお話しし、いっぱい遊ぶと信頼関係が生まれます。1回約2時間という短い時間ですが、色々な経験をさせてあげて、入園前の成長のサポートができたらいいなと思っています。 今年からは0・1・2青い鳥保育園の園長先生と主任の先生が来てくれていますので、先輩の先生から色々学んで身につけていきたいです。    Q.保育の道を志したきっかけは何ですか。 小学生くらいの時に従妹が小さくて、その子と遊んでいたら楽しくて。当時は自分も子どもだったんですが、自分より小さい子が大好きでした。それでもう、小学6年生くらいの時から保育士になりたいなと思っていたんです。中学や高校の職場体験なども全部保育園に行っていましたね。   Q.仕事の楽しいところとこれからの目標は。  お母さんとの関わりでうまく行かないときがあったり、子どもとこういうときはどうやって関わったらいいんだろうと悩むこともありましたが、先輩に相談したり、お母さんと一緒に考えたりして、少しずつ自分で試行錯誤しながらやって来ました。今は子どもと一緒にいられるのがすごく楽しいです。なにより、子どもの笑顔を見ているととても幸せです。 去年、きらきらルームで“お弁当を一緒に食べよう!!”という企画をやってみました。ちょっと時間を延ばして、お母さんにお弁当を作ってきてもらい、みんなとても嬉しそうに食べていました。そういう事も幼稚園に繋げていけたらいいなと思い、どんどんやってみたいですね。散歩など体もたくさん動かして、体力も付けて行けたらと思っています。

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