【子育てニュース】新学童「こどもの森」開所 ボルダリングや空中シーソー~更別どんぐり福祉会
【更別】社会福祉法人更別どんぐり福祉会(高畑昭子理事長)が新築した学童保育施設「こどもの森」が運用を開始した。学童保育所に入所していない児童の「居場所」や地域住民の交流の場としても開放していく。 (澤村真理子) 【2020年04月16日付十勝毎日新聞に掲載】 【写真説明】新しくなった学童保育所で元気いっぱいに遊ぶ児童 村学童保育所は村からの委託で2004年から同法人が運営する。同法人運営の「どんぐり保育園」と併設するスペースを活用してきたが、児童の収容力を超え、安全性の確保が課題となっていた。 新施設は国の地方創生拠点整備事業交付金を活用して整備。木造平屋341平方メートルで、同保育園と渡り廊下でつながっている。学童保育所に入所していない児童でも、登録すれば放課後や長期休業中に利用できる。 広くなった新施設ではボルダリングができる壁や空中シーソーなどの器具もそろい、子どもたちが元気いっぱいに体を動かしている。 地域交流スペースには台所や小上がりを設け、地域の会合などに開放する。また、今後は月1回程度、地域食堂の開催も予定している。旧学童保育所のスペースは、子育て支援センターの利用者の相談室として活用する。 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、オープンセレモニーや内覧会は中止となったが、西山眞理子所長は「コロナが落ち着いたら、多くの村民の皆さんに足を運んでもらいたい」と話している。