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 空気の乾燥も続いていますし、寒さはピークでしょうか・・
ウイルスは相変わらず、元気いっぱいの季節ですね!
今年はインフルエンザが出るのがとても早かったですし、まだまだ胃腸炎も流行っていますね。

子どもの風邪は、完全には防ぎようがないし、
ある程度の感染の経験は必要なこと。
とはいっても、症状が重く、重症化する恐れの強いインフルエンザや、大人がかかってもとても辛い胃腸炎なんかは、やっぱりかからずに済むのが一番です。

 感染予防には「うがい手洗い」とよく言われますが、手洗いは本当に大事!効果的ですよ!!
インフルエンザは飛沫感染(咳やくしゃみに混じって飛んだウイルスが、鼻や口の粘膜に触れて感染すること)するのですが、接触感染も感染の経路として割合が多いのです。
 インフルエンザにかかっている人がくしゃみをする
→手でおさえる
→その手でドアノブ等を触る
→別の人がドアノブを触る
→手にウイルスがうつる(!)
→その手で何かを触って食べる
→口腔粘膜から感染!!


 1日に何回、手で鼻や口を触っているか、
半日でも数えてみてください・・・
回数の多さにびっくりします。
くしゃみや咳をする時は、手で覆って・・
というのが、マナーですが、
肘の部分でおさえると手からモノへウイルスを運んでしまうのを防ぐことができますよ!

 そして、ご存知でしたか?
効果的な手洗いの方法は、長さよりも回数とも言われています。
60秒かけて1回洗うよりも、10秒かけて2回洗うほうが手に付着した菌は減るのですって。

 もう一つ・・
病児保育室をはじめた時、
風邪のお子さんが給食を食べるとき、
保育士や看護師も一緒に給食を食べていました。
が、風邪がうつってしまうことが多くて、
食事のタイミングをずらすことにしました。
すると、別々に食べるほうが、うつらないんですね。

 これは研究されている結果でも無いですし、
データもありませんが、同じように手洗い、マスクで予防していても、やっぱり違うような気がします。

 写真は子どもたちに手洗いの大事さを伝えたいと、時々読み聞かせている絵本です。
見えないモノをイメージするのは、なかなか難しいことですが、
子どもたちは内容について、楽しんで理解しています♫

常丸 香織(つねまる・かおり)
旭川市出身。マイペースで自由人のB型。旭川で病棟看護師として勤務。夫の出身地である帯広市に転居、二人の子どもを出産後、市内訪問看護ステーションに勤務。信頼の置けるスタッフとの出会いを機に、子育てしながら働くことで発生する困難の解決を目指し、2008年に病児・病後児保育室ひなたぼっこを開設。
Growth合同会社代表社員。

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