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 十勝で感染が急拡大しているRSウイルス感染症。全国的には今春から感染が広がっていたが、十勝では8月ごろから急激に増加している。感染予防の方法や今年の特徴などについて、帯広協会病院副院長で小児科主任部長の青柳勇人(はやと)さんと、帯広保健所の保健師中山琴江さんに聞いた。
【2021年9月22日付十勝毎日新聞に掲載】



 RSウイルスは呼吸器系の感染症で、発熱、鼻汁、せきなどの症状がある。感染経路は主に接触と飛沫(ひまつ)で、通常は数日から1週間ほどで治る。2歳までにほぼ全員がかかるとされるが、早産、生後6カ月未満、先天性心疾患などだと、重症化のリスクがあり、注意が必要だ。

 十勝では、7月から感染者が増え始め、8月30日~9月5日の1週間の定点当たり報告数は17・75人と道内保健所別で最多。例年は秋から冬に流行することが多いが、中山保健師は「今年は全国的に早い時期にずれ込んでいる」と話す。



 昨年はRSウイルスやインフルエンザ、感染性胃腸炎といった幼児がよくかかる感染症はほとんど流行しなかった。要因として新型コロナウイルスの感染対策のための手洗い、マスク着用などが徹底されたことが考えられる。

 今年の急激な流行の理由として、それらの対策への“慣れ”や、昨年と比べて人流の増加を挙げる人もいるが、はっきりした要因は分かっていない。

 同病院では、入院する子どもが、多いときには15人ほどいた。青柳副院長は、免疫のない去年の子どもたちに加え、今年の対象年齢の子どもたちの間で一気に広がったためと推測。3歳以上の感染が増加傾向にあり、「高熱が続き入院する子どももいた。この年齢で症状の重い子どもは今までいなかった」と話す。

 一方「風邪をひき、免疫をつけることが成長過程で必要」(青柳副院長)とも。ただ、風邪とほとんど同じ症状のRSウイルスは、症状が出ても家庭で感染を判断することは難しい。高熱が続き、ぐったりとした様子などがあればすぐに医療機関への受診をするよう呼び掛ける。

 感染予防には、子どもたちが日常的に触れるおもちゃなどを小まめに消毒することや、手洗い、マスクの着用の徹底がある。大人が感染することもあり「せきなどの軽い症状でも乳幼児への接触を避けるなど、日頃から大人が健康管理することで地域全体の感染症を抑える対策になる」と中山保健師。「(コロナ対応で)感染対策は定着してきているが、長引く中で意識に緩みが出ないようにしてほしい」と注意を促している。

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