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 帯広市内の十勝川で5日、サケの稚魚の放流会(十勝川さけの学舎主催)が行われた。親子連れなど約50人が数年後の遡上(そじょう)を願い、自然産卵と人工産卵で生まれた約7000匹の稚魚を川へ放した。【2022年05月05日付十勝毎日新聞に掲載】

 同団体は稚魚の放流を通して、十勝川の環境保全について意識してもらうことを目指して活動。放流会は今年で7度目。

 この日は青空の下、参加した子どもたちは体長約6・4センチ、体重約3・4グラムまで成長した稚魚に「じゃあね、帰ってきてね」などと声を掛けながら見送った。

 スタッフの津端恭輝さん(帯広農業高3年)は「みんなで昨年の10月上旬から育ててきた。達成感がある」と話した。(近藤周)

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