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 風は冷たくて、雪も降っていますが、春は着々と近づいてきています。
4月から保育所の入園が決まって、
ホッとしている反面、不安な気持ちになっているお父さんお母さんもいらっしゃるのではないでしょうか?

 そこで今日は、
自分自身も共働きの両親のもとで0歳から預けられて育ち、
我が子を2歳から保育施設に預けて働き、
今は保育園に通ってくる子どもたちを見ている私が
「保育園で育つと、ここがイイ!」
と感じた事をご紹介します!
 
その1 小さいながらも社会で育つ!

 たとえ0歳でも、人は人が好きなんですね。
同年齢、異年齢の集団、保育士の先生との関わりで、
いろいろな感情が生まれたり、
関わり方が上手になります。

その2 気持ちをしっかり受け止めてもらえる!

 保育園は泣かせっぱなし?なんて事はありません。
保育士は保育のプロ。
乳児の成長に絶対に必要な、人への基本的信頼感を育むために、しっかりと受け止めて応えてくれます。
私自身は、
我が子を2歳まで家で見ていたとはいえ、
家事に追われて、ここまで応えてあげられなかったな~・・・と反省しきりです。

その3 生活リズムがきちんと整う!

 日中はしっかり遊び込んで、体力使って、
おやつもお昼ごはんも決まった時間にしっかり食べて、お昼寝もちゃんとする。
家では・・なかなかできないですよね~。
しかも、着替えや手洗い、歯磨き、挨拶などなど、
基本的な習慣もしっかりつきます。

その4 バランスの良い食事が取れる!食の幅が広がる!

 家では、親に食べる習慣がない食材は、
食べさせる機会が少ないですよね。
幼少期に様々な食材を体験しておく事は、
将来の食の幅を広げます。
好き嫌いが出てきても、お友達の食べる様子を見て、
自分も!と頑張って食べられるようになったりします。

その5 自分の気持を表現する事が求められる!

 私が1番「自分で育てるのとは違うな」と感じたことが、これ。
例えば子供同士が公園などで一緒に遊んでいて、
トラブルを起こした時。
ついつい我が子を我慢させてしまいがちになりませんか?
「すみません!ほら!貸してあげなさい!」なんて。

保育園では、気持ちは我慢させません。(行動は我慢すること、ありますよ。)
子どもの怒りも悲しみも、感じること、表現することは悪いことではないのです。
気持ちを受け止めてもらって、だんだんと適切な表現で相手に伝えることが出来るように、関わっていきます。

その6 親も元気になれる!

 子育てに迷った時には、相談に乗ってもらえたり、
親も、子どもと一緒ではない時間を持てることで、
気持ちに余裕が持てたりしますよね。保育園は親も元気になれる場所でありたいな、と願っています。

まだまだ保育園のイイトコロはたくさんあります。親自身も仕事の再開や家事の回し方に慣れる必要がありますし、子どもも慣れるまではちょっとしんどい時期もありますが、きっと楽しんで通えるようになりますよ♫

心配なことはちょこちょこ園の先生に聞いて、
コミュニケーションを図ってみてくださいね!

常丸 香織(つねまる・かおり)
旭川市出身。マイペースで自由人のB型。旭川で病棟看護師として勤務。夫の出身地である帯広市に転居、二人の子どもを出産後、市内訪問看護ステーションに勤務。信頼の置けるスタッフとの出会いを機に、子育てしながら働くことで発生する困難の解決を目指し、2008年に病児・病後児保育室ひなたぼっこを開設。
Growth合同会社代表社員。

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