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はじめまして。青鳥舎の小川です。
私は、知的障がい者、発達障がい者の方が活躍できる社会を創るため、企業コンサルや社員研修の講師をしております。
このコラムでは、今までの経験を活かし、“こんな時どうする?”という事例を紹介していきたいと思います。

「落ち着きがなくて…」
「ずっと、同じことばかりしていて…」
「こだわりが強くて…」

こういった我が子の悩みを抱えているお母さんをたくさん見てきました。
そんな時に私はこういったアドバイスをしてきました。

『落ち着きがないのであれば、将来は体を動かす仕事に就くといいかもしれませんね。』
『ずっと、同じことを続けるなんて集中力があるんですね。』
『特定の分野の専門家になるかもしれないですね。』

こんなふうに短所と捉えている特徴も長所になるんだということを伝えるようにしてきました。

短所と長所は時と場合によって入れ替わります。
例えば、〝大きな声〟
病院や図書館においては短所になりますが、あいさつや緊急時には長所になります。

〝規則通りにしか動けない〟
新しいことにチャレンジできないという短所になりますが、パターン化された行動はきっちりするといった長所になります。

悪いところではなく、良いところを見る。
こうゆう視点で関わると気が楽になるかもしれませんね。
そして長所として認めてあげることで自信をつけてあげられると思います。

小川 洋輝(おがわ・ひろき)
青鳥舎せいちょうしゃ(幕別町)代表。1985年幕別町生まれ。知的障がい者支援施設、知的障がい児・発達障がい児の通所施設での勤務を経て、2015年青鳥舎を設立。「戦力としての障がい者雇用を当たり前にする」をメインテーマに、障がい者雇用のコンサルテーションや福祉事業所の設立コンサルテーションを中心に活動中。趣味は読書。ジャンルは絵本からビジネス書までと幅広く、年間に100冊以上は読んでいる。

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