褒められたい
ある日、
折り紙が大好きなAくんと、
友達のBくんと
私がこんな会話をしていました。
Aくん:
「小川さん!今日も折り紙持ってきたよ。何作るか選んでいいからね。」
Bくん:
「じゃあさ、100個つくったらいいじゃん。」
そこで私は
Aくんの気持ちを代弁するように、
「Aくんはさ、簡単なのをたくさん作るんじゃなくて、難しいのをつくるのが好きなんだよね。」
するとAくんは、
「そうだよね。オレは難しいのできたら嬉しいんだよね。褒められるし。」
そうなんですよね。
子ども達って(大人もだと思いますが…)
褒められたいから頑張るんですよね。
上手だねって、
凄いねって
言われたいんですよね。
何気ない会話の中から、
子どもの欲求を感じた瞬間でした。
だからと言って、
どんなことでも褒められればそれでいいのか。
それは違うかもしれません。
得意なことも、
苦手なことも、
真剣にとりくんだことや
頑張ったことに対して
褒められたいはずです。
手を抜いたことや
当たり前のことを褒められても、
“褒め”の安売りになり、
価値が下がってしまいます。
大切なのは、
“褒めて欲しいときに褒められる”こと。
そんな風に思いますが、
私はいつも褒められたい(笑)
小川 洋輝(おがわ・ひろき)
この記事に「good!」と思ったら押してください
42goodこのページをシェアして友達に教えよう!
http://tokolabo.jp/tp_detail.php?id=1871