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 夏休みに突入するや、学童向けに、
こま技選手権2連覇中の達人「こまのたけちゃん」のパフォーマンスとあそびのワークショップを開催。
4日間7回の公演に900名以上が参加しました。
【写真説明】達人の技に魅入るこどもたち

 コマやけん玉、皿回しなどのあそびは、
見るだけでなく実際にやってみると
思いのほか夢中になります。
達人は、いとも簡単に数々の技を披露してくれますが、「見る」と「やる」とでは大違い!
子どもだけじゃなく、
大人もヒートアップして挑戦します。

 今では昭和の子どものあそび風景と化したベーゴマは、ひもの巻き方ひとつでも、
手先に全神経を集中させて何度も何度も失敗を繰り返し、
粘り強く挑戦しなければ回すことさえままならない代物です。

 今子どもたちの間で流行の“ベイブレード”が、
全く技量を必要とせずにマシンの性能だけが勝敗を左右するのに比べ、
ベーゴマは自らの技で勝負を決すること、
鉄製の小さなコマが実にシンプルなつくりであることなど、似て非なるもの!
上達すれば火花を散らすほどにコマがはじけ合う迫力や、ドキドキする対戦に胸が躍る遊びです。
【写真説明】ベーゴマバトル練習中!

今回その魅力にすっかりトリコになった子どもたちが、身に付いた感覚を忘れないためにも、
夏休み中(?)バトルを繰り広げようと思っています。

 ベーゴマに限らずコマの技でもけん玉でも、
夢中になるほど上達し身に付いていきます。
正に、「好きこそ物の上手なれ」。

 こんなあそびの体験を積み重ねながら、
あきらめないで粘り強く挑戦することや、
「好き」なことをとことん追究して
達成感を味わう喜びを体で覚えていきます。

その体験こそが、たくましく生きる力となって、
その人の人生をしっかりと支えていくのだと
確信しています。

子どもたちは、
こうしてたくさんの遊びを体験しながら、
一回りも二回りも成長していきます。
自由にのびのびと過ごせる夏休みならではの、
頼もしく嬉しい光景です。

今村江穂(いまむら・みずほ)
1967年、北九州市生まれ。97年に帯広市に転入。
2003年~前身帯広西おやこ劇場の運営委員長を経て、2006年NPO法人子どもと文化のひろばぷれいおん・とかちを設立、理事長に就任。
こどもの遊びや体験活動、子育て支援など、子育ち親育ち環境の充実をめざして多世代で活動中。
2013年~帯広市ファミリーサポートセンター事業受託。
こども環境学会認定こども環境アドバイザーも務める。
16歳から24歳までの1男2女の母。
十勝管内芽室町在住。

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